エクサウィザーズ<4259.T>は反発している。同社は22日、メディカル・データ・ビジョン<3902.T>とマルチモーダルAIを活用したデータ駆動型事業に関して、業務提携の基本合意書を締結したと発表しており、好材料視されている。

 今回の合意により、MDVが保有する病院データ4322万人、保険者データ1911万人にも及ぶ国内最大規模の医療ビッグデータに、エクサWizの動画、画像、音声、テキストなど多様なデータを用いて予測や学習ができるAIである「マルチモーダルAI技術」が活用されることで、疾患の発症や再発予測、希少疾患分野でのサービス化、患者中心型のサービス開発などが期待できるという。両社は23年度内にMDVのビッグデータとエクサWizのマルチモーダル技術を掛け合わせた新サービスの提供を開始する予定で、その後も順次、新しいサービスを提供するとしている。

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出所:MINKABU PRESS