お城に行った記念はきらびやかに。いま広島城では豪華な「御城印」を手に入れることができ観光客を中心に大人気となっています。どんなものなのでしょうか?

廣瀬隼也アナウンサー「近年、お寺や神社の御朱印がブームとなっていますが、お城にも来たことの記念となる『御城印』があることをご存じですか?」

広島城では普段からこちらの御城印を手に入れることができますが、今月から全面が金と銀の豪華な御城印が登場しました。

廣瀬アナ「こちらが金色の実物です。たて15cm、よこ10.5cm、真ちゅう箔を施した和紙に『登城記念広島城』と書いてあって、毛利、福島、浅野

歴代城主の家紋も入っています。思い出になるしカッコいいし、持っていると良いことがありそう」

銀バージョンはすず箔のうえに大きく城の別名「鯉城」と記してあります。模様に広島城をあしらった鯉が優雅に泳ぐ姿も印象的です。登城した年月日を書き込める欄も。価格は1枚千円。初回発注分の千枚を完売する勢いとのこと。

天守閣のミュージアムショップで1人5枚まで手に入れることができます。

購入した人「金色で綺麗だなと思って選んじゃいました。ラッキーです。ワクワクしてきますね」

広島城 小林奈緒美学芸員「想定以上に人気で毎日かなりの枚数が売れていますし、特にお正月3が日はけっこうおめでたい気分も手伝ってか売れ行き好調でした。広島城に行った時にこういう所が楽しかったなとかそういうメモリー的なものを思い起こすようなものに役立ててほしいですね」

全国でも珍しい全面が金銀の御城印。この輝きがコロナ禍で落ち込んだ広島城の来館者数回復への光にもなるでしょうか。