２０日、広島を訪問中だった秋篠宮さまが日本動物園水族館協会の総裁として安佐動物公園を視察されました。

秋篠宮さまは午前１０時ごろ安佐動物公園を訪れるとマルミミゾウを観察されました。マルミミゾウは絶滅の深刻な危機にあるとされていて、世界中で飼育されているのは安佐動物公園の２頭を含むわずか３頭です。

安佐動物公園 南心司園長「（マルミミゾウの）繁殖を狙っているということをお伝えしたんですけど「繁殖できるといいですね」というようなことはおっしゃりました」

その後、国の特別天然記念物のオオサンショウウオの保護増殖施設も訪れると、生後２カ月の幼生を手ですくい交雑問題などについて熱心に話を聞かれました。

秋篠宮さまは帰り際に「もっとオオサンショウウオを見たかった」と話されたということです。