試合中に乱入してきたのはまさかの「鳥」（画像はイメージ）

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【いま注目のトレンドワード・177】 9月20日、ZOZOマリンスタジアムに鳥の群れが飛来し試合が中断する事態となった。パ・リーグTV公式YouTubeチャンネル「PacificLeagueTV」は中断している間の出来事を「伝説の20分間」としてノーカットで公開。その動画が話題となり、翌21日には「伝説の20分間」がトレンド入りを果たしていた。一体20分の間に何があったのか、顛末を追ってみよう。

●見事に鳥を追い払った英雄はあのベテラン選手!?



　9月20日の千葉ロッテマリーンズ対オリックス・バファローズの試合。6回表のオリックスの攻撃の場面で、球場内に鳥の群れが飛来した。鳥は選手たちの頭上を飛び回り、試合を中断せざるをえない状況に。

　じつは鳥が理由で試合が中断するのはこれが初めてではない。2017年に仙台のKoboパーク宮城（現・楽天生命パーク宮城）でも鳥が乱入し、約40分間試合が中断した。その時はドローンや花火などを色々試し、最終的には球場の照明を落とすと鳥は飛び去って行ったようだ。

　今回も場内の照明を落とし、スマホの明かりも消すようアナウンスしたが鳥は去らず。次にスピーカーから鳥の鳴き声や大きな音を出しても効果が無い。それどころか、グラウンドに降り立ってくつろぐ始末だ。しかし、そこへ角中勝也選手がバットを持って登場。見事に鳥たちを追い払うことに成功した。

　この一部始終がYouTubeで「【ノーカット完全版】鳥に占拠されたZOZOマリンを“英雄・角中勝也”か゛救う【伝説の20分間】」として配信されると、「フルバージョンはさすがに笑う」「マジで英雄だった」「なぜか何度も繰り返し見てしまう（笑）」と大きな話題に。

　ちなみに、動画を見てみると20分間しっかりと鳥への対応について実況解説がなされている。英雄となった角中選手の勇姿はもちろんだが、実況者と解説者のプロ意識もぜひ見て欲しい。（フリーライター・井原亘）

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井原亘

元PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンとSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホをチェックしている