久保(左)の活躍でアセンシオ(右)がまさかの炎上…。(C) AFLO、Getty Images

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 レアル・マドリーを退団し、レアル・ソシエダに移籍した久保建英の活躍で、思わぬとばっちりを受けている選手がいる。 周知の通り、現地8月14日に開催されたラ・リーガ開幕節のカディス戦で、久保は右足のボレーで移籍初ゴールを奪取。1-0での勝利の立役者となった。 また、マドリーからミランへのレンタル中のスペイン代表MFブラヒム・ディアスもセリエA開幕節のウディネーゼ戦で、1ゴール・1アシストをマーク。4-2の快勝に貢献している。 レアル・マドリーの専門メディア『Defensa Central』が15日、久保とブラヒムの活躍により、マドリーのスペイン代表MFマルコ・アセンシオが批判に晒されていると報じた。​​​​​​【動画】現地メディアも称賛!久保建英が決めた圧巻の右足ボレー弾!


「多くのマドリディスタは、ブラヒムや久保を今季のチームに入るのを認めなかったとして、彼を非難している。(マドリー対アルメリア戦では出番がなく)ボールに触れることすらなかったのに、日曜の午後はずっと主役だった」 記事によれば、一部のファンが、まだ今夏の去就が不透明なアセンシオの存在により、同じポジションの久保やブラヒムが復帰できなかったと考え、「クボとブラヒムが現在のマドリーにいないのは罪」として、アセンシオを攻撃するコメントがSNS上に拡散。トレンド入りまでしたという。 ただ、同メディアも伝えているように、これは言いがかりに近い。久保が復帰できなかったのは、EU圏外選手枠の空きがなかったのが大きかったし、ブラヒムは元々2年レンタルでミランに貸し出されている。 去就に対して煮え切らない態度のアセンシオに対する一部ファンの不満が、久保とブラヒムの活躍によって爆発してしまったというところか。東京五輪の準決勝で日本を沈める決勝ゴールを奪った男が、苦境に陥っている。構成●サッカーダイジェストWeb編集部