ロシアによるウクライナ侵攻が長期化する中、世界で核兵器が使用されるリスクは「冷戦以降、最も高いとみられる」との指摘が出ています。

スウェーデンのストックホルム国際平和研究所は13日、ウクライナに侵攻中のロシアが核使用に言及するなど、世界で核兵器が使われるリスクは「冷戦以降、最も高いとみられる」と指摘しました。

また、核保有国が核軍縮を進めなければ、世界の核弾頭の数が「冷戦後初めて増加に転じる可能性がある」としています。

世界にある核弾頭の約9割を占めるアメリカとロシアによる核軍縮などの話し合いは、ウクライナ情勢を受け凍結されています。

一方、北朝鮮について、保有する核弾頭を最大20個と推計し初めて統計に加えました。