無業者、SNEP、触法青年…″就活弱者″の支援を考える - BLOGOS編集部
※この記事は2013年03月21日にBLOGOSで公開されたものです
若者の多様な働き方が話題になる一方で、若者の就職難も依然として続いている。就活に失敗する若者には様々なケースがある一方、これらの若者をすべて一括りにしてしまうことで、就業のための解決の糸口も見えにくくなっているという。こうした現状に警鐘を鳴らし、理解を求めて活動をしてきた工藤啓氏（NPO法人「育て上げ」ネット理事長）に、若者と仕事、働き方について取材を続けるブロガーのイケダハヤト氏が話を聞いた。（後編はこちら）【構成：大谷広太（BLOGOS編集部）】プロ野球選手だって"フリーランス"
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工藤：事業は大きく三つあります。 まず無業の若者が仕事に就くまでのサポート、次に親御さんへのご支援。もう一つは6年前ぐらい前から始めたんですけれども、将来、さまざまなリスクに直面する可能性が高いと言われる高校を中心に教育支援をしています。それに付随して、いわゆる貧困家庭に生まれた小中学生を支援しています。
イケダ：今、まさに就職活動の時期です。僕の周辺にも、地方から来ている就活生たちがいますが、やっぱり自己責任ではない部分での格差、"機会格差"のようなものがあると思うんですよね。そういうものを感じたりしますか？
工藤：さまざまな就活サービスが生まれ、彼らは"選択肢が多い"と言われている世代ではありますけど、そもそも選択肢を選択することがができない人たちもいる。選ばなければ就職はある、でも東京にはあっても、例えば在住する地域には無い。そうすると、そこには移動を含む大きな"就活コスト"がかかる。それを出せないと、そこでもう手詰まりになってしまうんです。
中小企業にも目を向けよう。大企業だけがすべてではない。最初は給料が安くてもいいじゃないかという言い方をされるんですけれども、奨学金の返済と自活が成立しないようなお給料だと、内定を頂いても選べない。このあたりの制約についても、やる気だの本気だの、"選んでる"だのという言葉は現状が知られていない証左ではありますが、「若者なんだから大丈夫だよね」っていう文脈で語られていることが問題として見えるようになってきたと思います。
ドラクエであれば、それこそ就活という、結構強めの"ボス"を倒しに行くのに武器が「ひのきの棒」とか「こん棒」じゃどうしようもないですよね。本当に盾も鎧もレベル1とは言わないですけれども、戦うための武器や防具など、「資本力」というものが非常に弱い。たまたま地方に、たまたま貧しい家庭に生まれた人も「若者なんだから」という話になってしまっています。
あるいは、大学を選ぶ際の選び方と、卒業後の経済状況なり労働市場っていうものをあまりにも知らない、その選び方を教えてもらってない。NPO法人NEWVRYの山本繁さんの著書「つまずかない大学選びのルール」（ディスカヴァー・トゥエンティワン）が大変参考になります。
イケダ：お前が勝手に選んだ大学じゃないか、って話にはなりますけど、それは社会全体として教育してないから失敗する人もいるし、とりあえず奨学金もらっちゃって後ですごく手詰まりになる人もいるという。
工藤：リテラシーが低いと言ってしまうか、そもそもリテラシーを上げることすら社会がやっていないと捉えるか。大学生なんかを見ていると思いますね。
「大卒だって無職になる "はたらく"につまずく若者たち」（エンターブレイン）でも書いたのですが、大卒だから仕事に就けるとか、正社員に就職すれば安泰というものはまったくあてはまらないと思います。
そういう意味では僕らはどちらかというと川下の方、困った状態の人を何とかする、一方で困らないようにする活動も大事なので、よく教育が先か就労支援が先かって言われるんですけど、当然、両方必要です。
イケダ：育て上げネットの活動を全く知らない人から、若者を甘やかしてるんじゃないかとか、そういう言葉を投げかけられたりするものなんですか？
工藤：そうですね、講演会やツイッターとかでそのような言葉を頂戴することはあります。甘え論や、家庭の教育論とかありましたけど、状況は結構待ったなしです。そういうことを言いたい人が言っている一方で、本来社会を支える側になるべき世代の人間が、どんどん苦しくなって支えられる側になってしまっています。家庭の問題がどうという議論をしている人がいたとしても、その辺もひっくるめて社会全体でもうやらなきゃいけないよねっていうところで、僕らは活動をなんとか継続しているんだと思います。
イケダ：家庭の問題にしたところでコミットしにくいですよね、それって代え難いものですし…。
工藤：もう一つ、日本の社会って若い世代を支えるっていう文化や風土がないんですよ。例えば社会的に弱い立場の人、もしくは苦しい人たちを本来支える機能としての所得の再分配があり、それを司っているのが行政ですよね。でも厚生労働省も、例えば東京都でも、ここ立川市でも、部局名に「若者」ってついてない。所得の再分配で支える存在ではない。あったとしても2000年代以降に作られたのではないでしょうか。
イケダ：むしろ頑張って納税する側ですもんね。
工藤： NPOは法律で定められた17分野の中に活動目的を位置づけますが、その中にも「若者」ってないんです。社会課題を解決するNPO活動にも若者というテーマはない。
イケダ：何でないんでしょうね。やっぱり高度経済成長期の時にはそういう問題が特に顕在化しなかったからでしょうか…
工藤：そうですね…。家庭なり企業で、お父さんが働きさえすれば、企業が家庭ごと守ってくれた時代の中で、ある程度包摂されてきたところですね。それがなくなってきたことで顕在化してきたという。
イケダ：僕はノマドワーカー、ノマドワーキングっていいなと思っていますし、自分もフリーランスをやっている側なので、多くの人が時間と場所がある程度自由な環境で働けるといいなって思うんですよね。介護をしている人や、僕みたいに子どもがいる様な人間でも家庭を大切にして仕事ができるようになると。
ただ、それをやるときには必ず教育の問題が出てくるんですよね。僕はもうトレーニングされたワーカーなのでそういうことが出来ますけど、新卒の人たちが突然フリーランスになれって言われても、そこの教育がすっぽり抜けているので…。
若者は社会で即戦力を求められる一方で、教育機会が提供されてないと感じることもあると思うんですよね。
工藤：いわゆる五教科=英数国理社というのは今までもずっと教えられてきたと思うんですけれども、そこに付随してキャリア教育というのが導入されてきたんですね。
でも、そのキャリア教育って、結局は"就職教育"がほとんどなんですよね。どういう働き方・生き方じゃなくて、10年後の自分を見て逆算して、この仕事に就くためには…っていう話。引退した後に失敗していくこともある、プロ野球選手になりたいっていう子供たちはまさにフリーランスを目指しているわけですよね？でもフリーランスについては全然学べない。
フリーランスの人の社会作り、社会貢献、社会価値を大学なり高校の機能に入って、売り上げとはまた別のものを作るっていうのは、これからフリーランスに求められる社会貢献ですね。イケダさんにはぜひそういう部分にもコミットしてほしいです。
私たちも今は年間150校くらいの高校で授業をやらせてもらってるんです。 ある定時制高校の1年間の授業をもらったり、部活のコーチを任せていただいたり。ある高校では職員室にウチの法人の机があるんです。そこで先生と一緒に生徒指導と生活指導をさせてもらっています。
多様な教育について、インターネットが有用であるという議論もありますし、世界の動きを見ていると「凄いことになっているな」と思うんです。それも選択肢と選択可否の問題が立ちはだかりますので、君が持ってないんだったらウチでネット環境あるから受けたらどうだ？と言えるようになっていきたいです。多様な学びの在り方を知っておられる方々のジレンマは、例えばお金がなくて「先生、僕は家にネットがない！漫画喫茶もいけない！」って言った時に何かを提案できるのかって話ですよね。
イケダ：本来先生たちが学校で出来れば良いわけですけどね。それが広がっていけば、これからの中高生は、具体的に働き方のイメージができるし、5～6年かけて何かしらのトレーニングをしてから社会に出ることも可能だと思います。
無業者と失業者の違いを理解してほしい
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工藤：自分でお給料を得て生活をしていくと、これがまあ一つの自立の形という前提をとるならば、その手前にいるのは失業者なんです。で、失業者の手前に"無業者"がいる。その無業者の手前に、本当は定義がないんですが、生活から支援をしなければならない方がいると。
もう10年間部屋に引きこもっているとすれば、まず生活の支援からですね。政府の雇用対策は、失業者を有業者にしようとしているだけで、無業者を失業者に、ステップアップさせていくプログラムはない。
失業者っていうのはざっくり言えば仕事を探すところまで行っている人で、無業者の大多数は仕事を探すところまで行ってない。それで就労支援だったり自立支援と言っているのです。
イケダ：具体的に言うと失業者の方々って、手に職まではいかないですけど、それなりのスキルや経験がある方々で、無業者の方々ってそういうものがないっていう理解ですか？
工藤：働く準備ができていて、且つ就職行動を起こしている人のことを失業者と。無業者には三つあって、一つ目は失業者とほぼ一緒。行動を一応起こしてますと。二つ目に働く準備はできているんだけれども、就職行動を起こせない人。三つ目に働く準備ができていない人。多分これまでは無業の人を失業者にすることなく、ひとくくりにしまっている。 日本における雇用支援というのは就職支援であって、仕事を続けていくとか、転職するっていうライフスキル的な部分は非常に弱い。
働き続けられなかった人たちにヒアリングをかけて行くと、理由はだいたい二つに収斂するんですね。一つは人間関係、もう一つはコミュニケーション。言ってみれば両方とも人間関係なんです。みんな人間関係人間関係って言うんです。人間関係を少し因数分解していくと、一つはいわゆる時給分の労働生産性が出せずにクビになった人、これは少ないんですよ。
イケダ：クビは少ないんですね。
工藤：ある仕事を任されて、それをこなして対価としてのお給料をもらえる人たちが離職をしている。しかもその理由が人間関係という。じゃあそれって何なのって話をすると、その会社の中で上手くやっていけない、更に深掘りすると、始業前30分とお昼の時間と仕事が終わった30分位、いわゆる会社という"空気"なんだけれども、業務が終わっているバッファの部分が上手くいかない。同僚と一緒に飲みに行かないとかあるじゃないですか？あそこですね。
イケダ：そういうところでフラストレーションを感じて…
工藤：お昼誘われない、1人で食べている、仮に部長と一緒に飲みに行かされてもしんどいし…何で必要なんだろうみたいな。そういう風に避けていると、結局あいつは避けているから声をかけないになっちゃう。
イケダ：どんどん孤立していきますよね。
工藤：他には、月～金は一生懸命働いて、会社でもそこそこ仲良くやっているんだけども、土日1人で寂しいっていう。家とかでも、何のために働いてるか分からない、この二つの部分を、何とかまず解決をした状態で社会に送り出さないと、最終的に離職って話になってしまう。
イケダ：また同じことになるということですね。
工藤：それは結局、平たく言えば友人とか知人、周囲の人と上手くやっていく力。高尚な言葉を使えばソーシャルキャピタル。うちのプログラムに参加してもらうと80～90％位って仕事に就くことができていると思うんですけれど、それよりも仕事に就いた労働市場に色んな形で残ってる人が71％位いるんですよ。
イケダ：それは高いですね。人間関係、ソーシャルキャピタルを蓄積出来るような生き方を身に付けるためには？具体的にどんなプログラムを実施しているんですか？
工藤：いわゆる人間関係の講座をやるわけではなくて、例えば農業でも良いですし、IT企業でのインターンでも良いですし、地域活動でも良いですし、この市内の高齢者が困っていることを解消するっていうプログラムなど色々あります。参加者とスタッフが4、5人のチームになって行くと。やっぱりコミュニケーションのCOMは複数って意味だし、関係って2人以上の人がいないと身に付かない。関係性を持った活動をずっとやって行くっていう大事なんだろうなと。
イケダ：どの位の期間学ぶと巣立って行くんですか？
工藤：おおむね半年から2年ですね。僕らが見ていて2年を超えてもいる人は中々難しい人が多い。研究者によると、これまで社会と離れていた時間分だけ時間がかかるので、10年こもっていれば、それを完璧に解消するのに10年の歳月を見ないといけないとおっしゃってました。
中には就活強者の子もいるんですよ。就活が受かっちゃう、でも通ると辞めちゃう。この人達は就職支援に行けば有業者であっても、3ヶ月で決まっちゃうんだからさよならってわけにいかず、君には半年掛けて学ぶことがあると。
このあたりは、少し個別に伴走しながら支援をしていくということなんですが、なかなか理解していただけないことでもあります。
イケダ：確かに非常に分かりにくいですよね。短期的な数字で見たらそういう人たちってまさに優秀な人たちですけど、でもきっと辞めていくし、実際辞めてってる人が多いっていう。
工藤：でも、仕事ってすごくて、会社に入ってから1年後に会うと、ウチに3年居た間よりも全然社会人になってるんですよ。良い会社の機能って、人の成長にやっぱりものすごく寄与できる。僕らが出来ることってほんのちょっとで。仕事っていいよねって、思いますよね。
イケダ：成長しますよね。
工藤：出会いの割合も違うし、思考の深さも違うし。
イケダ：会社で長く働き続けられための支援、それが社会的にも必要だって話ですよね。
工藤：そういう意味ではまず、無業の人を失業者にステップアップさせる、これが理解されないというか、両方言葉のイメージが悪いので…
「SNEP」とは何か
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工藤：一つは無業であり且つ家族や主治医みたいな人以外とは全く話をしない人。つまり、無業であり孤立である人をスネップと呼んでいます。
総務省が5年に1度実施している「社会生活基本調査」という調査では、162万人居て、この5年間で急増したと。無業だから孤立するのか、元々ソーシャルキャピタルが低いから無業になったのと長期化するかっていうのはちょっと分からないですけど、少なくとも無業という、仕事を探すことにアクションを起こしてないので誰ともしゃべらない。且つインターネット利用率が他より低いんです。
イケダ：低いんですね。彼らは普段何をしてるんでしょう。
工藤：これは経験則ですけど、寝ているか、テレビを見ているか、本読んでるか。後は散歩してる…。
イケダ：なるほど、インターネット利用率低いんですね…
工藤：なのでネットの有用性を使いづらい存在になってしまって…
イケダ：意外です。若くて引きこもっていると、ネットにどっぷりみたいなイメージもありますけど、そうでもない？
工藤：引きこもりとオタクがリンクされた文脈になったときに、引きこもってる人ってネットで遊んでるよね？みたいな話が、実は実態とかけ離れて動いてしまっています。結局掛ける相手も掛かってくる相手もいないので、携帯も持つ理由がない。コミュニケーションを取る必要がない。取れないわけですもんね。
そうするとやっぱり、社会関係資本がどんどん落ちていくと共に、人間関係の場での得手、不得手がどんどん増えていく。このやり方だと、なりやすい人は出ていて、一つは男性、二つ目に中高年、三つ目に低学歴。この5年間で急増したのが若者。
イケダ：その人たちがスネップになっていると。
工藤：多分、無縁社会とか孤立・孤独っていう社会問題の文脈と、無職とか無業の問題っていうのは全く別。どっちかっていうと福祉、労働だったので、調べたら合体しているじゃないかという。総務省の統計をもとに出されたので、エビデンスがあるって言い方になってしまう。
イケダ： ニートという言葉だとどちらかというと労働の問題のニュアンスがすごく強かったってことですよね？
工藤：そうですね。ここにきて福祉と雇用が一緒になって、恐らく孤立無業と今後は貧困というのがまたくっついてきている。
イケダ：具体的にどのようにしてそういう孤立無業者を支援するプログラムって動いているんですか？
工藤：海外では、"unknown"を"known"にしなければならないと。何をしているのかも分からない人が世の中にはいっぱいいて、ソーシャルセキュリティーナンバー（社会保障番号）を持っていないので、どこにいるか全く分からないの。つまり、この人は何もできていない人である、ということを把握するために一苦労。
イケダ：そうですよね。
工藤：まだ多くが家庭の中にいる状態なので、困っている本人に代わって親御さんに訴求をするっていうのが正統なやり方ですね。親御さんがいるんであれば、やっぱり親から。もちろん、親がいない子もいますので、高校に行ったり、鑑別所の中に行ったり、あるいは児童養護の団体と連携したりしながら、「困ったらウチがあるからね」ってことをとにかく伝えて…。
イケダ：大変ですよね、ものすごい足で稼がなきゃいけないし、行ってみても刺さらないこともあるでしょうし…。
忘れられた「触法青年」
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こちらには仕事に就けないことによる再犯率の問題があります。家庭が極端に厳しいので、食うや食わずのときにお仕事くれるのがよくない世界の人、ということです。
ですから、もっと更生保護の側にも侵食していかなければならない。むしろ、彼らにはコミュニケーション能力がないわけではないんです。むしろ縦社会で、上が黒と言ったら黒、という世界で生きてきた子たちもいるので、紹介すると喜ばれることもあります。「気合入って元気いいじゃん！」って。多少のやんちゃはいいよって言ってくれる場合もあるんですよね。
イケダ：面白いですね。僕もまったく知らない世界の話で…。
やはり可視化されてないだけで、「無職」と言っても、未だ知られざるタイプの無職の人たちが沢山いて、そのタイプの数だけ支援が必要なのに、まだ社会的にも用意されてないって感じですよね。
工藤：ウチで支援してる若者は、結局は誰かに雇ってもらわなきゃいけないんです。
育て上げネットを立ち上げてすぐの頃、ある応募先の社長さんに「この子はとてもいい子で一生懸命なんですよ、何とか宜しくお願いしますよ」って言った時にそんなに素晴らしいんだったら君が雇えばいいじゃん」って言われた。その通りだなって思いました。人を雇うということがすごく大変な事を理解してたようでしてないまま、どうですか？どうですか？って言っていたわけです。それでショックを受けた。
もう一つは、「この子はちゃんとした社会人なんだ」って言っているのであれば、多少凹凸がある人や、ユニークな人は、僕らみたいな組織こそ包摂しなきゃってことです。過去にうちで支援を受けていた方のうち、5人が正社員になってもう何年も働いていますね。
特に対人サービスで社会問題を解決する組織って、支援した人を中に取り込むっていうようなことまでして行く方がいいと思うんです。仕事ができる人ばかりが集まって、困ってる人を支援します！みたいなのが結構多いじゃないですか。そこを突き抜けていかないと、ブランディングでも戦略でもなく、NPOとしてやっていけることの一つなのかなぁって。（後編につづく）
プロフィール
工藤啓（くどう けい）1977年東京都生まれ。NPO法人「育て上げ」ネット理事長。明治大学特別招聘教授、金沢工業大学客員教授。成城大学中退、Bellevue Community Collage卒業。著書に、「NPOで働く」、最新刊「大卒だって無職になる」など。・若者と社会をつなぐ支援NPO/ 育て上げネット理事長工藤啓のBlog｜Twitter
イケダハヤト 1986年東京都生まれ。ブロガー。「テントセン」共同創業者。中学時代から個人ニュースサイトを運営、雑誌の連載を持つまでに成長させる。2009年、早稲田大学政治経済学部卒業後、ルネサステクノロジ、トライバルメディアハウスを経て、2011年にフリーランスに。NGO、NPOの支援も行う。
・ihayato.書店｜Twitter
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