「数が足りないなんて信じられない。なぜだ?」南野拓実らの“優勝メダルなし問題”にクロップ監督が苦言! FAに異例の要求
現地時間5月15日に開催されたFAカップの決勝で、南野拓実が所属するリバプールは、チェルシーとウェンブリーで対戦。延長戦を含む120分間で0-0、PK戦にもつれ込んだ激闘を制して、リーグカップに続く今季2つ目のタイトルを手にしている。
だが、この大会にそれまで4試合に出場し、チームトップの3ゴールを挙げていた南野はベンチにも入れず。優勝メダルを授与することも叶わなかった。
戴冠後にリバプールの公式インスタグラムが公開した、ロンドンからリバプールへの帰りの飛行機の中で撮影されたと思われる記念写真でも、他の選手がメダルを首に掛けているにもかかわらず、日本代表FWはなし。ファンからは、「なぜタキがメダルをもらえない?」「彼はFAカップのトップスコアラーだぞ。気の毒だ」といった声があがっていた。
そんななか、「メダルの数」について苦言を呈し、FA(イングランド・サッカー協会)異例の要求したのが。リバプールのユルゲン・クロップ監督だ。地元紙『Liverpool Echo』が16日付けで伝えている。
【動画】南野は誰と2ショット?「メダルなし」が話題となっている機内記念写真
「我々は(今季)2つの大会に勝った。その要因はひとつしかない。この選手たちの集団だからだ。皆が試合に出ようとしていて、トレーニングでも素晴らしかった。彼らがメンバー入りしたかどうかにかかわらず、選手たちが作り出した雰囲気は、見たことがないほどで、それが2つのコンペティションで優勝できた理由なんだ」
チーム全員の力で勝ち取ったタイトルだと強調したドイツ人指揮官は、「いつも同じ11人で、決勝まで勝ち進むのは絶対に不可能だ。誰もが自分の役割を果たしている」と続けている。
「メダルの数が制限されているなんて信じられない。なぜそうするのか? 我々はすべての選手にメダルを与えたいと思っているが、コーチ陣もメダルは持っていないので、(渡すのは)難しい」
クロップ監督は、「FA様、どうかメダルをもう少し送ってください。チームは大きくなっているのに、メダルの数は同じままなので、そうしてほしい」と要求した。
また、『Liverpool Echo』紙も、「ドイツ人指揮官は、今大会で31人の選手を起用し、南野などが前のラウンドで輝いていた。しかし日本代表は、ハービー・エリオット、アレックス・オックスレイド=チェンバレン、負傷したファビーニョとともに、ウェンブリーでベンチに入らなった4人のトップチーム選手のひとりだった」とサムライ戦士の貢献を伝えている。
果たして、南野の元にメダルは届くだろうか……。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
だが、この大会にそれまで4試合に出場し、チームトップの3ゴールを挙げていた南野はベンチにも入れず。優勝メダルを授与することも叶わなかった。
戴冠後にリバプールの公式インスタグラムが公開した、ロンドンからリバプールへの帰りの飛行機の中で撮影されたと思われる記念写真でも、他の選手がメダルを首に掛けているにもかかわらず、日本代表FWはなし。ファンからは、「なぜタキがメダルをもらえない?」「彼はFAカップのトップスコアラーだぞ。気の毒だ」といった声があがっていた。
【動画】南野は誰と2ショット?「メダルなし」が話題となっている機内記念写真
「我々は(今季)2つの大会に勝った。その要因はひとつしかない。この選手たちの集団だからだ。皆が試合に出ようとしていて、トレーニングでも素晴らしかった。彼らがメンバー入りしたかどうかにかかわらず、選手たちが作り出した雰囲気は、見たことがないほどで、それが2つのコンペティションで優勝できた理由なんだ」
チーム全員の力で勝ち取ったタイトルだと強調したドイツ人指揮官は、「いつも同じ11人で、決勝まで勝ち進むのは絶対に不可能だ。誰もが自分の役割を果たしている」と続けている。
「メダルの数が制限されているなんて信じられない。なぜそうするのか? 我々はすべての選手にメダルを与えたいと思っているが、コーチ陣もメダルは持っていないので、(渡すのは)難しい」
クロップ監督は、「FA様、どうかメダルをもう少し送ってください。チームは大きくなっているのに、メダルの数は同じままなので、そうしてほしい」と要求した。
また、『Liverpool Echo』紙も、「ドイツ人指揮官は、今大会で31人の選手を起用し、南野などが前のラウンドで輝いていた。しかし日本代表は、ハービー・エリオット、アレックス・オックスレイド=チェンバレン、負傷したファビーニョとともに、ウェンブリーでベンチに入らなった4人のトップチーム選手のひとりだった」とサムライ戦士の貢献を伝えている。
果たして、南野の元にメダルは届くだろうか……。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部