決勝でもキーマンとなるリバプールのサラー(左)とマドリーのベンゼマ。(C)Getty Images

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 現地時間5月4日に開催されたチャンピオンズ・リーグ(CL)の準決勝第2レグで、レアル・マドリーがホームでマンチェスター・シティと対戦した。

 敵地での第1レグを3-4で落としたマドリーは、スコアレスで迎えた73分に、ベルナルド・シウバのパスを受けたマハレズに強烈なシュートを叩き込まれ、リードを広げられる。

 しかし、90分に途中出場のロドリゴが1点を返すと、その1分後にもロドリゴがヘッド弾を叩き込み、なんと2試合合計5-5の同点に追いつく。

 さらに延長戦に入って95分に、ベンゼマがPKを決めて勝ち越しに成功。この試合では3-1、トータルスコア6-5の大逆転で激闘を制し、4シーズンぶり最多17度目のファイナル進出を決めた。
 
 前日には、ビジャレアルを2試合合計5-2で破ったリバプールが3シーズンぶり10度目の決勝に駒を進めている。

 これで、決勝のカードはマドリー対リバプールに決定。奇しくも、マドリーが13度目の戴冠を果たした4シーズン前(キエウで開催)と同じカードとなった。

 その試合では、リバプールのエースであるサラーがマドリーの主将セルヒオ・ラモス(現パリ・サンジェルマン)との競り合いによって30分で負傷退場。GKカリウスの衝撃的なミスによるベンゼマの先制弾、ベイルのオーバヘッド弾など、話題が満載だった。

 ハイレベルでエキサイティングな攻防が期待できる因縁の再戦は、フランスはサン=ドニのスタッド・ドゥ・フランスで現地5月28日に開催される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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