長編2作目にしてパルムドール受賞!
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 第74回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールに輝いた『TITANE』が、邦題『TITANE/チタン』として4月1日より日本公開されることが明らかになった。

 本作は、頭に埋め込まれたチタンプレートがもたらす数奇な運命を描いた異色作。頭蓋骨にチタンプレートが埋め込まれたアレクシアは、車に対して異常な執着を示し、危険な衝動に駆られるようになる。『RAW 少女のめざめ』で鮮烈なデビューを飾ったジュリア・デュクルノー監督の長編2作目となる。パルムドール受賞の衝撃は、カンヌ史上最も奇天烈と称された。

 あわせて公開されたポスタービジュアルは、「壊して、生まれる。」のコピーライトとともに、髪をかきあげチタンの埋め込まれた頭をあらわにして振り向く主人公の姿が描かれ、ビビットな色合いが印象的なデザインになっている。(今井優)