ポスタービジュアル
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 10日、スパイダーマンの宿敵ヴェノムを主人公にしたトム・ハーディ主演のヒット作『ヴェノム』続編の邦題が『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』(2021年公開)に決定し、日本版予告が公開。『スパイダーマン』シリーズ髄一のヴィランとされるカーネイジの姿も見られる。

 冒頭に収められているのは、ヴェノムとエディの奇妙な共同生活。部屋には「ルール:人を食べない」の張り紙があり、一つの体を共有する特異な状況ながらも“俺たち”としての日常をそれなりに楽しんでいる様子。ヴェノムが朝食を作りながら、発音の違いに悩む男女の恋を歌ったジャズソング「Let’s call the whole thing off」を替え歌で歌唱する様子はかなりおかしい。

 そして、マーベル・コミックではヴェノムを凌駕する戦闘能力をもつ凶悪なヴィランとして描かれているカーネイジ。そのキャラクターはこれまで謎に包まれていたが、予告編では連続殺人鬼クレタスが変貌したカーネイジの姿が見られる。そのほか、刑務所でクレタスが蜘蛛を潰す意味深なシーンや、警官がデイリー・ビューグル紙を読むシーンも登場。ラストはスーパーで「チョコレートは売り切れ」だという店員に、「あいつ喰ってやる!」と腹を立てるヴェノムをエディが制止するユーモラスな場面で終わっている。

 出演者には、主人公ヴェノム/エディ役のトム・ハーディのほか、エディの元婚約者アン役をミシェル・ウィリアムズが続投。カーネイジ/クレタス役に『スリー・ビルボード』『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』などの名優ウディ・ハレルソン、女性ヴィランのシュリークに『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズや『007』シリーズのナオミ・ハリス。監督をアンディ・サーキスが務める。

 併せて海外版ポスター並びに場面写真、メイキング写真も公開された。(編集部・石井百合子)