スウェーデンにあるボロス動物園のゾウの母子。ボロス動物園提供(2021年3月30日撮影)。(c)AFP PHOTO /BORÅS DJURPARK

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【AFP=時事】スウェーデン西部にあるボロス動物園(Boras Zoo)は9日、生後2週間の雌のゾウが、別のゾウが生まれた後に家族から拒絶されて死んだと発表した。

 ボロス動物園はインスタグラム(Instagram)で「獣医師とスタッフが片時も離れず、3日間にわたって集中的なケアを行ったが、幼いゾウは今日、私たちのもとを去った」と明らかにし、飼育員らがゾウを囲んでいる画像を投稿した。

 この雌のゾウは国内最大級の規模と最新設備を誇るボロス動物園で、3月26日に生まれた。名前はまだ付けられていなかった。

 今月5日に雄のゾウが誕生した後、雌のゾウは家族から拒絶された。動物園側は、この拒絶を止めるためにできることはなかったとしている。

 動物園は「私たちは非常に悲しんでいるが、同時に、もう1頭のゾウの意識がはっきりしているとみられることを喜びたい」と述べた。

 ボロス動物園ではアフリカゾウを12頭飼育しているが、飼育下での出産は珍しい。

 野生のアフリカゾウは、長年にわたる密猟と生息地の縮小により個体数が急減している。半世紀前にはアフリカに150万頭のゾウが生息していたが、2016年に行われた大規模な個体数調査によれば41万5000頭に減っている。

【翻訳編集】AFPBB News

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