EURO伝説ユニ!2000年ユーゴスラビア代表、「最後のユーロ」ユニフォーム

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6月11日に開幕予定のサッカー欧州選手権(UEFA EURO 2020)。

新型コロナウイルスの影響により1年遅れでの開催となる2020年大会を前に、過去のEUROで印象的なユニフォームを振り返ってみたい。

今回はユーゴスラビア代表のEURO2000モデルをご紹介しよう。

Yugoslavia EURO 2000 adidas Home

EURO2000で使われたadidas製のユニフォーム。チームの愛称“Plavi(プラーヴィ/青)”そのままの美しい色合いが記憶に残る一着だ。

ブルーを基調にホワイトを組み合せ、差し色にレッドを使うデザイン。この3色は当時のユーゴスラビア国旗と同じ色を使っている。パンツとソックスも国旗カラーのコンビに。

EURO2000の主なメンバーは、キャプテンのドラガン・ストイコヴィッチをはじめ、シニシャ・ミハイロヴィッチ、プレトラグ・ミヤトヴィッチ、デヤン・スタンコヴィッチ、サヴォ・ミロシェヴィッチなど。

ユーゴスラビアはスペイン、ノルウェー、スロベニアと対戦したグループCを2位で突破。決勝トーナメント進出を果たすも1回戦でオランダに敗れ、ベスト8に終わっている。その後、国家としてのユーゴスラビアは解体され、この大会がユーゴとして最後の欧州選手権出場となった。

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10番を背負いキャプテンマークを腕に巻いたストイコヴィッチは、当時名古屋グランパスに所属。現在はユーゴスラビアの後継となるセルビアの代表監督を務めている。