復讐エンタメ『プロミシング・ヤング・ウーマン』に作品賞!ハリウッド映画批評家協会賞が発表
現地時間5日、第4回ハリウッド映画批評家協会賞が発表され、キャリー・マリガン主演の復讐エンタメ映画『プロミシング・ヤング・ウーマン』が作品賞に輝いた。
過去の悲劇的な事件によってトラウマを負った若い女性キャシーが、毎週のようにクラブで酩酊状態を装い、介抱するふりをしてベッドに連れ込もうとする男たちに制裁を加えるさまを描いた同作。作品賞に加えてキャシー役のキャリーが女優賞に輝いたほか、脚本賞、初長編監督賞の計4部門で受賞するなど、大きな存在感を見せた。監督・脚本を手掛けたのは、ドラマ「ザ・クラウン」でチャールズ皇太子の妻カミラ夫人を演じたことでも知られる女優のエメラルド・フェネルだ。
第4回ハリウッド映画批評家協会賞の主な結果は以下の通り。(編集部・市川遥)
■作品賞
『プロミシング・ヤング・ウーマン』
■男優賞
デルロイ・リンドー 『ザ・ファイブ・ブラッズ』
■女優賞
キャリー・マリガン 『プロミシング・ヤング・ウーマン』
■助演男優賞
ポール・レイシー 『サウンド・オブ・メタル 〜聞こえるということ〜』
■助演女優賞
ユン・ヨジョン 『ミナリ』
■男性監督賞
ダリウス・マーダー 『サウンド・オブ・メタル 〜聞こえるということ〜』
■女性監督賞
クロエ・ジャオ 『ノマドランド』
■脚本賞
エメラルド・フェネル 『プロミシング・ヤング・ウーマン』
■脚色賞
ケンプ・パワーズ 『あの夜、マイアミで』
■アニメーション映画賞
『ウルフウォーカー』
■国際映画賞
『ラ・ヨローナ 〜彷徨う女〜』