『花束みたいな恋をした』 ©2021「花束みたいな恋をした」製作委員会

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全国映画動員ランキング発表!(2/20-2/21)

興行通信社が全国映画動員ランキングを発表しました。先週のTOP3は『花束みたいな恋をした』『名探偵コナン』『鬼滅の刃』でした。変動はあったのでしょうか?

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新作では『ライアー×ライアー』など2作品がランクインしました。

10位『銀魂 THE FINAL』

公開7週目の『銀魂 THE FINAL』は先週7位から10位に。

原作者の空知英秋の全面協力のもと2019年に終了した連載最終話をベースに、銀時たちと最後にして最大の敵・虚(うつろ)との死闘が描かれます。

監督・脚本はTVシリーズの監督も手掛けてきた宮脇千鶴が務めています。声の出演は杉田智和、阪口大助、釘宮理恵ほか。

地球滅亡のカウントダウンが迫る中、銀時と高杉、桂の前にかつての師匠・吉田松陽の虚が立ちはだかる。彼は、長い年月をかけて生まれ変わりを繰り返した化け物だった。苦戦する銀時たちを支援するため、新八や神楽、さらに真選組やライバルたちが駆けつける。

9位『映画 えんとつ町のプペル』

公開9週目に入った『映画 えんとつ町のプペル』は先週8位から9位に。

キングコングの西野亮廣が手がけた同名ベストセラー絵本を、西野自らが製作総指揮・脚本を手がけてアニメ映画化した本作。監督は廣田裕介、制作はSTUDIO4℃です。声の出演は窪田正孝、芦田愛菜、立川志の輔、小池栄子ら。

煙に覆われた“えんとつ町”を舞台に、“星”の存在を信じる少年ルビッチとゴミから生まれたゴミ人間プペルが繰り広げる大冒険を描きます。

煙突だらけの“えんとつ町”では、街中のそこかしこから煙が上がっていて、空は黒い煙に満ちている。 親を亡くした少年ルビッチをはじめ、住民たちは青い空も、輝く星も知らなかった。ハロウィンの夜、そんなルビッチのもとにゴミ人間のプペルが姿を現した。

8位『スーパー戦隊MOVIEレンジャー2021』

スーパー戦隊シリーズの劇場版を、3本立てで公開する『スーパー戦隊MOVIEレンジャー2021』は初登場8位に。

『魔進戦隊キラメイジャー THE MOVIE ビー・バップ・ドリーム』、『騎士竜戦隊リュウソウジャー 特別編 メモリー・オブ・ソウルメイツ』、『機界戦隊ゼンカイジャー THE MOVIE 赤い戦い!オール戦隊大集会!!』の3本立てです。

出演は小宮璃央(キラメイジャー)、駒木根葵汰(ゼンカイジャー)、一ノ瀬颯(リュウソウジャー)ほか。監督は山口恭平(キラメイジャー)、中澤祥次郎(ゼンカイジャー)、坂本浩一(リュウソウジャー)。

ある日、魔女・ミンジョが夢の世界を共有できる宝石“ドリームストーン”に呪いをかけ、眠りについた人々が夢の世界に閉じ込められてしまう。瀬奈、時雨、小夜、マブシーナの4人は、仲間たちを救うべく夢の世界へ向かう。(『魔進戦隊キラメイジャー…』)

7位『すばらしき世界』

西川美和監督が、役所広司の主演で佐木隆三の小説『身分帳』を原案に描く人間ドラマです。

役所広司は人生の大半を刑務所で過ごしてきた元殺人犯の主人公を演じます。共演は仲野太賀、六角精児、北村有起哉ほか。

出所した元殺人犯・三上は、保護司の庄司夫妻に支えられながら自立を目指していた。そんなある日、テレビディレクターとプロデューサーがとある内容で、彼にテレビ番組のオファーを持ちかける。それは、社会に適応しようともがく三上を捉えるというもので……

6位『樹海村』

清水崇監督が富士の樹海を舞台に描く『樹海村』は先週5位から6位に。

山田杏奈、山口まゆがダブル主演を務め、神尾楓珠、倉悠貴、安達祐実、原日出子らが出演しています。

本作は、昨年2月に公開され、最終興収14億円をあげるスマッシュヒットとなった『犬鳴村』に続く、『実録!恐怖の村シリーズ』の第2弾です。

禁足地として存在する、富士の樹海の奥深く。そこはかつて何者かが暮らす村があり、古くから伝わる強力な呪いがかけられた“コトリバコ”を封印したとされていた。13年後、姉妹の響と鳴の前に呪いの箱が出現し、時を同じくして樹海では行方不明者が続出する。

5位『ファーストラヴ』

堤幸彦監督が島本理生の同名小説を北川景子主演で映画化した『ファーストラヴ』は先週4位から5位に。

父親を殺害した女子大生と、その動機や真相に迫ろうとする公認心理士の姿が描かれます。共演は中村倫也、芳根京子、板尾創路ほか。

アナウンサー志望の女子大生・聖山環菜が父親を殺害した。世間を挑発する環菜の言動にマスコミが賑わう中、公認心理士の真壁由紀は彼女と面会を重ねていく。二転三転する環菜の供述に翻弄される由紀だったが、次第に過去の自分と似たものを感じ始めてしまい……

4位『名探偵コナン 緋色の不在証明』

公開2週目は、土日2日間で動員7万5000人、興収1億1100万円をあげて4位に。

本作は、TVアニメ『名探偵コナン』に登場する謎めいた“赤井一家”に焦点を当てた特別総集編です。江戸川コナンの声を担当する高山みなみによるナレーション収録や、音響も新たに編集されました。

声の出演は、高山みなみ、池田秀一、日高のりこほか。

“黒ずくめの組織”の手により、来葉峠で死亡したとされるFBI捜査官・赤井秀一。一方、彼の宿敵である安室透は、自宅が火事になったことで工藤新一の家に住む沖矢昂と、赤井秀一の関係性を疑っていた。そんな一連の真相には、江戸川コナンが関わっていて……

3位『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』

公開19週目の『鬼滅の刃』は先週と変わらず3位に。

土日2日間で動員9万5000人、興収1億5100万円をあげており、前週比は動員で+22.7%、興収で+24.7%という好調ぶり。累計では動員2745万人、興収377億円を突破しました。

アニメ最終話に続く舞台“無限列車”で繰り広げられる炭治郎やその仲間たちと鬼の攻防戦を描く本作。TVアニメ版から続投の花江夏樹、鬼頭明里、下野紘、平川大輔ら豪華声優陣が出演。監督も引き続き、外崎春雄が務めています。

蝶屋敷での修業を終えた炭治郎、善逸、伊之助。彼ら一行は禰豆子を連れ、短期間に40人以上が行方不明になっているという“無限列車”に到着する。そこで、鬼殺隊最強の剣士“柱”のひとり煉獄杏寿郎と合流した炭治郎らは、無限列車に巣くう鬼に立ち向かう。

2位『ライアー×ライアー』

SixTONESの松村北斗と森七菜のダブル主演作は、土日2日間で動員10万9000人、興収1億4500万円を記録して初登場2位にランクインです。

金田一蓮十郎による同名コミックを実写化した本作は、とっさの嘘から始まる三角関係の恋愛模様が描かれます。

共演は小関裕太、堀田真由、七五三掛龍也ほか。監督は『百瀬、こっちを向いて。』の耶雲哉治監督です。

恋愛経験がなく地味な女子大生・湊は、両親の再婚により同居中の義弟・透と仲たがいしていた。そんなある日、彼女は親友に頼まれギャルメイクを施し高校の制服を着て街へ出る。街中で偶然にも透と遭遇した湊は、彼に別人の女子高生“みな”であると嘘をつき……

1位『花束みたいな恋をした』

菅田将暉、有村架純ダブル主演のラブストーリー“はな恋”は、土日2日間で動員13万4000人、興収1億8800万円を記録し、公開4週目も首位をキープです。

前週比は動員で−7.4%、興収で−5.6%と大きく落ちることなく、累計では動員131万人、興収17億円を突破しました。

脚本は『カルテット』などこれまで数多くのヒットドラマを手がけてきた坂元裕二、監督は『罪の声』『映画 ビリギャル』の土井裕泰監督。

同じ終電を逃したことから出会った、大学生の山音麦と八谷絹。好きな音楽や映画がほとんど一緒だったふたりは、瞬く間に恋に落ちて付き合い始める。大学を卒業後に同棲を始めたふたりは、環境の移り変わりに左右されないことを目標にしながら就職活動に励む。

全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ 2/20-2/21)

1位『花束みたいな恋をした』
2位『ライアー×ライアー』
3位『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』
4位『名探偵コナン 緋色の不在証明』
5位『ファーストラヴ』
6位『樹海村』
7位『すばらしき世界』
8位『スーパー戦隊MOVIEレンジャー2021』
9位『映画 えんとつ町のプペル』
10位『銀魂 THE FINAL』

今週末は『あのこは貴族』『カポネ』『半径1メートルの君〜上を向いて歩こう〜』『プレイモービル マーラとチャーリーの大冒険』『リーサル・ストーム』などが封切られます。