『リバーデイル』コール・スプラウス、「あつ森」だけじゃなく新番組もスタート!
米アーチー・コミックスのキャラクターをもとにした、米CWによる青春サスペンスドラマ『リバーデイル』。本作でジャグヘッド役を演じて人気を博しているコール・スプラウスが、今夢中になっているゲームと自身のポッドキャスト配信、『リバーデイル』共演者の降板などについて語った。米Varietyが報じている。
自宅で隔離生活を送っているコールは、アメリカでも流行している「あつまれ どうぶつの森(以下「あつ森」)」のゲームをしたりしてリラックスして過ごしているようだ。撮影のない現在の生活は充実していると話し、「こんなことは滅多にないよね。安全で安心できるラッキーな環境であるなら、本当にリラックスできる時だ。日々行っていることから離れて、肉体と精神を健康にする時間を持つべきだ。僕はできるだけ何もしないようにしているよ。本当に何も。料理中のスープに浸ってしまうくらい長くヒゲが伸びるほど、何もしないでリラックスするのを楽しんでる」と述べた。
コールの「どうぶつの森」シリーズ歴は長く、2013年にフレンドコードを公開。この自粛期間中にも自身のツイッターで、「あつ森」でのカブの売買を呼びかけるなど、ファンとの交流を楽しんでいる様子が見える。
しかしのんびりしているだけではなく、新しいプロジェクトにも携わっているようで、その一つが「Borrasca」という物語のポッドキャスト番組だ。
同作はコール自身が主演とプロデュースを担っている。全8話構成のミステリーである本作は、『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』の脚本家であるレベッカ・クリンゲルがペンを取っており、5月25日(月)にリリースとなった。
ウェブサイトRedditの挑発的なニュースを元に描いたもので、主人公はサム・ウォーカー。サムは、家族とともにミズーリ州の山にある町に引っ越すが、そこでは謎めいた失踪事件が相次いでいた。『リバーデイル』を彷彿とさせるようなミステリーで声だけの演技に挑戦することについて、コールは以下のように語っている。
「どのくらいセリフなどを強調するかというバランスが重要だと思うよ。"悲しみ"を例にとるとしよう。声だけの演技では、唇を震わせるなどという、肉体的な表現には依存はできない。だから、音声だけの演技ではどこに線引きをするかが大切で、それがとても面白いと思っているよ」
一方、Netflixで配信中の『リバーデイル』では、コール扮するジャグヘッドの父親FP役のスキート・ウールリッチがレギュラーを降板することが明らかになっている。そして演じるスキートが自身の降板理由について、クリエイティブな面で飽きたからだと赤裸々に明かしたことがファンに衝撃を与えた。
そのことに関してコールは、「特に長期的なプロジェクトでは、俳優はクリエイティブな面で同じモチーフを繰り返しているように感じやすいと思う。でも(僕の演じる)ジャグヘッドはFPよりもメジャーなキャラクターだし、2つの立場を比較対照するのは無理があるから、彼の意見について話す立場にはないと思うよ」とコメント。そして「スキートは本当に2番目の父親のような存在だ。だから、彼とは生死を共にするような気持ちでいる。彼が幸せなら、僕も幸せだよ」と付け加えた。
シーズン4で降板と言われていたスキートだが、新型コロナウイルスによる撮影中断の影響を受けてシーズン4最後の3話がシーズン5に持ち越された。スキートと同じくシーズン4で降板が決まっていたヴェロニカの母親ハーマイオニー役のマリソル・ニコルズと共に新シーズンに戻ってくることが決定している。
タイムジャンプをし、高校生を演じていたキャストたちは、数年先の設定となるとのこと。新シーズンは2021年1月に米CWで公開予定。Netflixではシーズン1〜4を配信中。(海外ドラマNAVI)
Photo:コール・スプラウスTwitterのスクリーンショットコール・スプラウスInstagramのスクリーンショット