『シングル・ペアレンツ』ら2本打ち切り=『ゲーム・オブ・スローンズ』のあの惨劇!?

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米ABCがファミリードラマ『シングル・ペアレンツ』とコメディドラマ『Bless This Mess(原題)』を含む5作品の打ち切りを発表したところ、その判断がファンタジー大河ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の有名な惨劇にたとえられている。米Deadlineが報じた。

2シーズンで打ち切られることになった『シングル・ペアレンツ』と『Bless This Mess』だが、2019〜2020シーズンの視聴者数ランキングで99位、79位と2年目の作品としては悪くない成績をあげており、シーズン更新の可能性は十分あると見られていた。それもあって、両作のクリエイターを務めていたエリザベス・メリウェザーは2本の同時キャンセルに大きなショックを受けたようで、Instagramで胸中を明かしている。

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「『シングル・ペアレンツ』と『Bless This Mess』はシーズン3にカムバックしません。一日で2つの番組がキャンセル? ABC、メッセージは受け取ったわ! これは放送局版の"血の結婚式(レッド・ウエディング)"ね。だけど、これらのシリーズを観てくれたファンに心から感謝したい。二つの番組を製作するのも脚本を書くのも楽しかったし、素晴らしい人たちと一緒に仕事をする機会を与えられたことに感謝しているわ。本当にありがとう」

"血の結婚式"とは、『ゲーム・オブ・スローンズ』第三章第9話「キャスタミアの雨」で描かれた、シリーズを代表する凄惨なシーン。複数の主要キャラクターが一度に命を落とした血塗られた結婚式のことで、全米での放送直後はその予想外の展開が大きな反響を呼んでいた。

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『シングル・ペアレンツ』にウィル・クーパー役で出演するタラン・キラムも、打ち切りに反応。「キャラクターたちの物語をこれ以上伝えられなくて残念だけど、この番組に出演できたことに心から感謝している」とInstagramに投稿している。

『シングル・ペアレンツ』は個性豊かなシングルの親たちの子育てや友情、恋を描くファミリードラマで、『Bless This Mess』はニューヨークからネブラスカの田舎町へ引っ越した夫婦を描くコメディドラマだ。ABCはこれらのほか、『それいけ!ゴールドバーグ家』のスピンオフとなる学園コメディ『Schooled(原題)』、静かな田舎町で巻き起こる不可解な現象を描くSFサスペンス『Emergence(原題)』、1990年代後半に放送された『Kids Say the Darndest Things(原題)』のリブート版の打ち切りを発表していた。(海外ドラマNAVI)

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『シングル・ペアレンツ』
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『ゲーム・オブ・スローンズ』
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