新型コロナによる先行きの不透明感から事業継続を断念 品川美装が破産
(有)品川美装(TDB企業コード:987281211、資本金500万円、東京都品川区小山6-7-9、代表和泉洋子氏)は、4月14日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けた。
破産管財人は市川浩行弁護士(東京都新宿区新宿1-8-5、三宅・今井・池田法律事務所、電話03-3356-5251)。債権届け出期間は5月12日までで、財産状況報告集会期日は8月27日午前11時。
当社は1990年(平成2年)4月に設立されたとび、土木工事業者。ゼネコンや大手工務店を主力得意先とし、商業ビルやマンションの新築工事を対象としたとび工事などを手がけ、2001年9月期には年売上高は約6億4000万円を計上していた。
しかしその後は、得意先からの受注が減少傾向にあったことに加え、職人の確保が進まず、2018年9月期の年売上高は約7100万円に落ち込んでいた。また、従前より採算性が低かったこともあり財務内容は債務超過状態が続いていた。近時は、社会保険料を滞納するなど資金繰りがひっ迫するなか、新型コロナウイルスの影響による先行きの不透明感から事業継続を断念、今回の措置となった。
負債は債権者約30名に対し約2億円。
破産管財人は市川浩行弁護士(東京都新宿区新宿1-8-5、三宅・今井・池田法律事務所、電話03-3356-5251)。債権届け出期間は5月12日までで、財産状況報告集会期日は8月27日午前11時。
しかしその後は、得意先からの受注が減少傾向にあったことに加え、職人の確保が進まず、2018年9月期の年売上高は約7100万円に落ち込んでいた。また、従前より採算性が低かったこともあり財務内容は債務超過状態が続いていた。近時は、社会保険料を滞納するなど資金繰りがひっ迫するなか、新型コロナウイルスの影響による先行きの不透明感から事業継続を断念、今回の措置となった。
負債は債権者約30名に対し約2億円。