羽生結弦、ソウルで刻んだ“歴史的6冠”に韓国紙も称賛「皇帝は倒れても動揺せず」
ジュニア&シニアの主要国際大会完全V、韓国紙「羽生がグランドスラム達成」
フィギュアスケートの4大陸選手権は9日、男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)1位の羽生結弦(ANA)が187.60点、合計299.42点で初優勝を飾った。これにより、ジュニア&シニアの主要国際大会を完全制覇する「スーパースラム」という男子初の快挙を達成。開催地の韓国メディアも「皇帝は倒れても動揺しなかった」と称賛した。
ソウルで演じた歴史的快挙に韓国メディアも脱帽した。韓国紙「ハンギョレ」は「男子初…日本フィギュア羽生が“グランドスラム”達成」と見出しを打って特集。「皇帝は倒れても動揺しなかった」と報じた記事では、羽生が大会初優勝を飾ったことを紹介した上で、演技を振り返っている。
「羽生の演技は完璧ではなかった」とし、冒頭のジャンプの着氷が乱れ、中盤には転倒した場面があったことを記述。「しかし、羽生は動揺しなかった。彼はすぐに起き上がり再び演技に没頭した」と記した。さらに「ファンたちもそのような羽生に拍手を送った」と後押しがあったことにも触れた。
韓国といえば、羽生が平昌五輪で男子史上66年ぶりの五輪連覇を達成した地。今度はソウルで生まれた「スーパースラム」という快挙を目撃し、韓国メディアも高く評価していた。(THE ANSWER編集部)