オランダ北部ドレンテ州ライナーボルト村近郊で、子どもたちが監禁されていたとみられる農家(2019年10月30日撮影)。(c)Wilbert Bijzitter / ANP / AFP

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【AFP=時事】オランダの農家で10年近くにわたり外界と接触せず暮らしていた一家が保護された事件で、21日に審理が開かれ、検察は父親(67)が子ども6人を出生時から監禁し、子どもたちの体から「悪霊」を追い出すために殴打していたと明かした。

 子どもたちは昨年10月、ドレンテ(Drenthe)州ライナーボルト(Ruinerwold)村郊外の農家で発見された。検察によると、父親のへリット・ヤン・ファン・D(Gerrit Jan van D)被告は、子どもたちが「汚れた」として、「非常に深刻な体罰」を加えていたという。子どものうち1人は罰として手足を縛られ、もう1人は夏の間ずっと農家の犬小屋に入れられていた。体罰は4、5歳と幼い頃から始まっていたという。

 また検察によると、同被告には9人の子どもがいるが、上から4番目以降の子どもたち6人は「出生時から隔離され、屋内で静かにしなければならなかったため、誰も子どもたちの存在に気付かなかった」という。当局への出生届も出されず、子どもたちは学校に通ったことが一度もなかった。

 同被告は健康上の理由から、21日の審理は欠席した。同被告は、2007年〜19年に子どもたちの自由を奪い、子ども6人には「殴る蹴るの暴力を加え、飲食物を与えず」、年長の子ども2人には性的暴行を加えた罪に問われている。

 検察によると、子どもたちは日記をつけており、外の世界に接触すると「汚れ」、「悪霊」が体に入ってくると信じていたという。

【翻訳編集】AFPBB News

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