XFN-ASIAによると、中国国営シンクタンクの国家信息中心（国家情報センター）は27日、第1四半期（1−3月期）のGDP（国内総生産）の伸び率は前年同期比約9.6％増になるとの予測結果を明らかにした。国営経済紙・中国証券報が報じたもので、CPI（消費者物価指数）は約2.2％増と予想している。

　　内訳は、内需の投資額は、全体で前年同期比24％増、うち、都市部の投資額は同25.5％増、不動産投資が同19.5％増としている。外需は、輸出が同18％増、輸入が同20％増となり、貿易黒字は約168億ドル（約1兆9500億円）になるとした。

　　工業付加価値生産額は同16％増、小売売上高は同12.8％増となっている。また、マネーサプライは、M1（現預金）は同12.2％増、M2（現預金＋準通貨供給量）は同17.5％増としている。　【了】