AFX通信によると、フランスの動物衛生当局は17日、同国第3の都市リヨンの南部の高速道路で14日、１羽の白鳥と2羽のアヒルが死んでいるのが見つかり、鳥インフルエンザに感染している可能性を検査中であることを明らかにした。17日中にも暫定的な検査結果が発表される見通し。陽性反応が示された場合、さらに「H5N１」の感染の有無についてさらに検査を進める方針。欧州でこれまで「H５N１」の感染は、オーストリア、ブルガリア、クロアチア、ドイツ、ギリシャ、イタリア、ルーマニア、スロベニア、ウクライナやロシアの一部で確認されており、フランス政府は同国の感染を防ぐためにも、飼育する家禽や鳥類を屋内にとどめるよう指示している。　【了】