ブラジル代表、母国開催コパに暗雲？ FWネイマール、練習中の負傷シーンに反響
母国開催コパ・アメリカに向け調整、ネイマールが練習中に左膝負傷で大会欠場の可能性
母国開催のコパ・アメリカに向けて、ブラジル代表に暗雲が立ち込めている。
エースFWネイマール（パリ・サンジェルマン）が現地時間28日の代表トレーニング中に膝を負傷。その瞬間を収めた貴重な映像がSNSを中心に拡散し、大きな話題となっている。
コパ・アメリカは南米最強国を決めるビッグトーナメントだ。日本とカタールが別大陸から招待国として参戦し、計12カ国が出場する。グループCの日本は前回王者のチリ（17日）、ウルグアイ（20日）、エクアドル（24日）と同居した一方、開催国のブラジルはボリビア（14日）、ベネズエラ（18日）、ペルー（22日）と同じグループAとなった。
2007年大会以来、4大会ぶりの優勝を狙うブラジルだが、大会直前に思わぬアクシデントに見舞われている。28日のトレーニング中、ネイマールが巧みなボールコントロールとステップから左足シュートを放った直後、足を引きずるようにしてエースFWがグループから離れた。左膝を気にするような仕草を見せ、練習を途中で切り上げている。
ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」は「重傷は避けたが経過観察」と報道。ブラジルサッカー連盟はネイマールの状態について、現時点で重傷ではないとしている。記事では「たとえそうだとしても経過観察を続け、水曜日に再評価される」と伝えた。今後のトレーニングに関しても「ネイマールの参加は未知数。それは痛みの状態次第」としている。
海外メディアは、ネイマールが負傷した瞬間の映像を公開。メキシコメディア「アステカ・デポルテス」公式ツイッターは、「ブラジルに警報!!」とサッカー王国の窮地に注目している。果たしてブラジル代表のエースFWは大会を欠場するのか。今後の動向に注目が集まる。（Football ZONE web編集部）
