日本でも離婚率は高まっていますが、結婚式費用と離婚の関係について、興味深い結果が出ています。

アメリカの経済学教授が3000人を対象にアンケート調査を実施したところ、結婚式にかけた費用が高いほど、離婚率も上昇していることが判明しました。

 

TIL expensive weddings are directly linked to higher divorce rates.

この調査では、結婚指輪の金額と結婚生活の長さも反比例していることがわかりました。

さらに婚約指輪に2000〜3000ドル(約22〜33万円)を費やした男性は、500〜2000ドル(約5万5000〜22万円)を費やした男性よりも、1.3倍も離婚する可能性が高いとのことです。

同様に、結婚式にかけた費用との関係も反比例していて、その差は1.6倍もありました。

あくまでアメリカの夫婦を対象にした調査なので、日本でも同じことになるかはわかりませんが、興味深い傾向ではあります。

海外掲示板のコメントをご紹介します。

●それは両方(結婚と離婚)のお金が支払える人達だからだ。

↑同じことを思った。周りで離婚ができない人が大勢いるが、経済的な問題から「離婚をしなかった」こと以外の理由は疑問がある。
裕福で夫婦関係がうまく行かなけれが離婚できるが、そうでなければ離婚もできない。それは安い結婚式にも直結している。

↑それも事実に含めないといけないね。70〜80年代に離婚率が上がった理由は、自分で稼げる女性がその時代に増えたからである。

↑統計を狂わせる要素として、アメリカでは結婚の解消責任のない離婚が合法になったことがある(州にもよる)。不貞行為やDVがなくても「性格の不一致」による離婚が増加した。昔は離婚するために不貞行為を証明する必要があった。

離婚理由に「離婚を希望」以外に、証明が必要だったなんてクレイジーだ。

↑歴史的には当然だったよ。家族や社会にコミットする必要があったからだ。

●何が離婚と直結しないか知ってる? それは同じ人生のゴールを持つこと。
ソース:自分は離婚した。

↑じゃあ人生のゴールがお互いに離婚することだったら?

↑それは「結婚する相手ではなかった」だろう。

↑そう。最初の結婚のとき、私のゴールは愛や貞節だったりしたが、元夫のゴールは違った。できるだけ大勢の女と関係を持つことだった。

↑同じ人生のゴールだけでは足りなくて、それを同じときに望まないとダメ。

結婚式は期待感を反映している。
結婚生活はときに困難だったり、キレイごとでは済まなかったり、チャレンジでいっぱいだ。結婚式はどちらかというとファンタジー。誰かと一緒にいたいなら結婚式はお祝いであって、契約ではない。

●お互いの収入がサバイバルには必要で、経済的に離婚出来ない人が大勢いるね。


やはり経済面を理由に上げる人が多く見られましたが、結婚に対する期待感の裏返しといった意見もありました。

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