トレーニングでは随所にキレのある動きを見せた堂安。森保ジャパンの定位置確保へ意気込んだ。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

写真拡大

 10月9日、日本代表は新潟市内でトレーニングを行ない、実戦形式の8対8などで細かな動きを確認した。

 初陣となった9月のコスタリカ戦に快勝した森保ジャパンで、最も熾烈なレギュラー争いが展開されそうなのが中盤2列目だ。

 10月の2連戦(12日のパナマ戦[デンカS]と16日のウルグアイ戦[埼玉])で森保一監督は4-4-2と3-4-2-1を併用する見込みだが、左右のサイドハーフとシャドーのポジションは激戦区である。

 コスタリカ戦で活躍した中島翔哉、堂安律、伊東純也に加え、同じくコスタリカ戦では2トップの一角として出場し、1ゴールを挙げた南野拓実もこのエリアでのプレーが可能だ。10月シリーズには原口元気も招集。さらに未選出ながら香川真司、乾貴士、宇佐美貴史ら実力者が揃っている。

 もっとも堂安は激しい定位置争いを歓迎しているようだ。

「どのチームでもポジション争いはありますし、僕が今後、強い選手、逞しくなっていくためには通らなくてはいけない道なので、まったく怯えていないです。楽しんでプレーしたいです」
 
 さらに先日のコスタリカ戦を引き合いに出しながら意気込みを語った。

「(デビュー戦となったコスタリカ戦は)良かったプレーもありましたが、まだまだできるというのが自分の中にありました。デビュー戦ということで見てもらって『良くやった』と言ってもらいましたが、もっとやれたプレーはあったので、こだわってやっていきたいです」

 ちなみに、フランス誌『France Football』が「バロンドール(欧州最優秀選手賞)」の候補者とともに発表した「コパ・トロフィー(今年から新設。21歳以下の若手選手が対象)」の候補者10名にノミネートされた点については、「びっくりしました。時差ボケで4時くらいに起きて、その時に携帯を触っていて知りました。おかんも同じくらいに起きていたみたいで、おかんからも連絡が入っていました」と笑顔で感想を話しながら、あるライバル選手への想いを口にした。

「名前のある選手ばかり。誰もがエムバペがあの賞を獲ると分かっているなかで、いつか堂安が勝つんじゃないかというところまでいきたい。これから追い越したいです」

 フランスの新10番・エムバペを追い越せるようにー―強い決心を語る堂安が、まず直近のパナマ戦でどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、注目だ。取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)