レアル・マドリーMFルカ・モドリッチ

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 24日にロンドンで開催された『ザ・ベスト・FIFAフットボールアワード2018』で、FIFA年間最優秀選手に選出されたレアル・マドリーのクロアチア代表MFルカ・モドリッチの喜びのコメントをレアルのクラブ公式ウェブサイトが伝えている。

 モドリッチは、昨季レアルでUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)史上初となる3連覇に大きく貢献し、UEFA(欧州サッカー連盟)最優秀選手に選出された。さらにロシア・ワールドカップ(W杯)では、キャプテンとして母国を史上最高の準優勝に導き、自身も最優秀選手賞を受賞。今回の授賞式では、『FIFA/FIFProベストイレブン』にも選ばれていた。

 08年からFIFAバロンドール時代(10年〜15年)も含めてアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがそれぞれ5度受賞。11年ぶりに2人以外の受賞者となったモドリッチは、クラブや代表のチームメイトやスタッフ、サポーターへの感謝を示し、「この賞はあなたたちのものでもある」と語ると、“アイドル”の存在が自身のサッカー人生に影響を与えたことを明かした。

「この場を借りて自分のアイドルである98年フランスW杯を戦ったクロアチア代表の名前を挙げたい。彼らは自分にインスピレーションを与えてくれたし、彼らの働きがあったからこそ自分たちもロシアで大きなことを達成できると分かったんだ」

 98年フランスW杯で初出場ながらも3位に輝いたチームの名前を挙げると、「これから、同じもしくはそれ以上のジェネレーションがあることを望んでいる」と今後、自分たちを超える年代が現れることに期待を寄せた。