新iPhone、6.1インチは「Xr」で6.5インチは「Xs Max」?:最新のアップル噂まとめ
新iPhoneの性能やスペック予想は一段落して、リーク情報も「名称」と「価格」にシフトしているのは、13日(日本時間)発表のイベント直前らしいところ。一方で新Apple Watchや新iPad Proのうわさ、「次のスター製品」との声もあるアップルカー関係の最新情報も伝えられました。

アップルの自動運転車、初の衝突事故を報告。徐行運転中に接触される



これまで紆余曲折がありながらも、米カリフォルニア州での公道テストが続けられている「Project Titan」ことアップルの自動運転車プロジェクト。そのテスト車が初の衝突事故というニュース。ただし「他の車の追突に巻き込まれた」格好です。

自動運転時、大通りに合流するために安全な車間距離を保って約1.6km/hで走行していたときのこと。そこに日産リーフが約24km/hで追突してしまったという構図です。負傷者が出なかったのは不幸中の幸いでした。公道テストは2017年4月に認可を取得してから約1年半足らずで、安全性第一の走りが他車のペースと合わなかったのかもしれません。

有名アナリストいわく、アップルカーは2023年から2025年に登場し「次のスター製品になる」とのこと。安全かつ洗練された姿でのデビューを待ちたいものです。

Apple Watchに常時画面オンモードが実現?アップルが2つの特許を出願



つねに技術のフロンティアをめざすアップルは、毎週のように特許を出願することで知られています。新たに明らかとなった2つは、いずれもApple Watch関連と思われるものでした。

1つはエッジが湾曲したディスプレイ上で、端の丸まった部分でも画像を滑らかに表示できるアンチエイリアス技術。いかにもエッジトゥエッジ(画面の前面を覆うディスプレイ)と噂されるApple Watch Series 4(仮)向きの特許です。

もう1つは「OLEDディスプレイにおける焼き付き対策の圧縮技術」と題された特許です。画素そのものが発光するために焼き付き(画素の劣化)が避けにくいOLEDにおいて、保存した使用履歴データに基づいてディスプレイの動作を調整する仕組み。

Apple Watchでの「焼き付き」からは「常時画面オンモード」が連想され、大手ネット掲示板Redditでも議論が早くも盛り上がっていました。もし実現した場合、バッテリーの持続時間という点では厳しくなりそうですが、将来的にはそちらの特許出願も見つかるかもしれません。

新iPad Proの予想レンダリング画像が公開。やはりノッチなし、デザインはiPhone SE風?



テクノロジー系メディアMySmartPriceと有名リーカー@Onleaks(Steve Hemmerstoffer氏)コラボによる予想レンダリング画像は、iPhone Xと同じくFace IDを搭載、ホームボタン廃止、ベゼルは超薄型になり......といった巷のうわさと一致しています。

注目すべきは「その時々の噂により、予想が異なっていた」箇所でしょう。まず「ノッチなし」については、iOS 12ベータ5からの推測を補強するもの。スマートコネクタが側面からLightningコネクタの上に移動しているところも「最新の回路図やリーク画像に基づいている」との主張が本当とすれば、信憑性が高そうです。

本体のディティールについて情報は伝えられるものの、発売日のうわさ話は聞こえてこない新iPad Pro。待ち望む人たちは「本当に13日(日本時間)のイベントでお披露目されるのか?」と気が気ではないかもしれません。

2019年iPhoneには画面埋め込みTouch IDが搭載されない?Android端末には普及とのアナリスト予測



直感的な分かりやすさや「5つの指紋を登録できる」柔軟性の高さから、今なおiPhoneユーザーの間で人気が根強いTouch ID。昨年発売のiPhone Xでは削られたものの、ディスプレイ埋込式(FOD:Finger On Display)に進化して帰ってくる......と願っていた向きには、少しショッキングな予測です。

かたやAndroid端末のメーカーは、iPhoneと差別化する手段としてFODを積極的に採用すると予想されるとか。今年から来年にかけてのiPhone対Android陣営は「顔VS指」になるのかもしれません。

6.5インチ新iPhoneは「iPhone Xs Max」?複数のメディアが噂を報じる



【Image:9to5Mac】

米メディアのBGRとアップル情報サイト9to5Macともに、デカい方のOLEDモデルこと6.5インチ版の名称が「iPhone Xs Max」説を報じました。

iPhone 6/6 Plusから続いた修飾語「Plus」が、今年から「Max」に取って代わられるのか。5.8インチOLEDモデルはもちろん、6.1インチLCDのサイズも上回る6.5インチOLEDモデルに「Max(最大)」が付くのは自然な流れではありますが、あまりに普通のネーミングセンスでアップルらしくないとの声もあります。

新iPhoneは699ドルから?ドイツの情報サイトが価格を予想



【Image:Les Numeriques】

ドイツのMacerkopfが「過去に正確な情報を提供した」というソースから得たという予想価格。これを米9to5Macがドイツのアップルストアでの現行モデル価格と照らし合わせ......といった手順で求められたアメリカでの予想価格が、ざっと次のとおり。
iPhone 9(6.1インチLCD版):699ドル(現在のiPhone 8の価格)iPhone Xs(5.8インチOLED版):799ドル(現在のiPhone 8 Plus価格)iPhone Xs Max(6.5インチOLED版):999ドル(現在のiPhone X価格)
さらに日本でのアップル公式価格に換算すると、それぞれ7万8800円/8万9800円/11万2800円(全て税別)となります。米9to5Macが「iPhone Xs(仮)が799ドルとは現実的ではない」と述べるほど控えめですが、非現実的なほどのサービス価格を夢見たいものです。

新Apple Watchの解像度は384×480?前世代のSeries 3から大幅アップのうわさ



最新のwatchOS 5ベータを分析したところ、Apple Watch Series 4(仮)のうち大型の42mmモデルでは、表示解像度が384×480ピクセルに拡大されていると判明したとのこと。前モデルのSeries 3が312×390なので、大幅にアップしているようです。

ちなみに画面のベゼルが狭くなった分だけ表示面積が広くなるため、本体サイズとバンドの互換性はそのままとの噂もありました。

ディスプレイが広くなった上に情報量も増し、ますます魅力に磨きがかかったと思われる新Apple Watch。米中貿易戦争の影響で値上げの可能性も高まっていますが、嵐が早く過ぎ去ることが祈られます。

新iPhone、7nmチップ搭載のオンリーワンに?しばらく他社スマートフォンと差が付くとのうわさ(追記あり)



今年の新iPhoneには最新のA12チップ(仮)が搭載されると予測されています。このチップ製造に用いられる7nmプロセスの分野では、他のファウンドリ(半導体メーカー)の設備投資が遅れており、当面はアップルと生産を担当するTSMCが一歩リードする......といった趣旨を、台湾DigiTimesが報じました。

その一方で、ファーウェイの最新スマートフォンMate 20シリーズに搭載される次世代プロセッサ「Kirin 980」が世界初の7nmプロセスルールとの発表も、ほぼ同時期に伝えられました。

Mate 20シリーズは10月16日発表で、もし年内に発売されれば「新iPhoneの7nmチップ独占」はわずかな期間で終わることになります。台湾のサプライヤー情報に強いDigiTimesですが、中国ファーウェイの動向までは捕捉しきれなかったのかもしれません。

新iPhoneは市場の予想より高い?「アップルは引き続き値上げ」とのアナリスト予測



株式市場はアップルの売上の伸びに期待していますが、一方でユーザーはアップル製品に買いやすさを期待するもの。言わばそうした構図のバランスが取れているのか、今のところ新iPhoneの予想価格は、多くが「前年モデル並み」に落ち着いています。

そこに大手証券会社メリルリンチのアナリストが「コンセンサスに織り込まれた価格よりも高くなる可能性が高い」との顧客向けレポートを発表し、一石を投じました。

2017年のiPhone Xが1000ドルの大台に近づき、平均販売価格は上がったものの、出荷台数は前年とほぼ変わらなかった。だったら、値上げしたほうがアップルと投資家の利益率は上がるという考え方です。

短期的な企業原理からいえば一理ありますが、アップルは「長い目で見てiPhoneユーザー人口の裾野を広げる」という戦略を提唱していることもあります。このあたり、庶民的な価格設定を選ぶと信じたいところです。

新iPhone、ルーマニアのWeb店舗が予約を開始していた? Xs Max Plusという謎名称も



アップルの正式発表前に、ルーマニアのWeb店舗で新iPhoneが予約開始していたというニュース。5.8インチ/6.5インチOLEDモデルと6.1インチLCDモデル、全機種の予約受付ページが開設されていたとのこと(現在は削除済み)。

うち6.1インチLCDモデルに用意されていると噂の5色のカラーバリエーションもなく、なにより「iPhone Xs Max Plus」という修飾語の全部乗せした名称が怪しさ満点でした。

もっぱら「ストアの店員がネットのうわさ話に基づいて作成した」と推測されていますが、「正しい情報ゆえに守秘義務から削除」の可能性も完全には捨てきれず、「iPhone Xs Max Plus」が本当に登場するわずかな期待もあります。

6.1インチLCD版iPhoneに青、赤、白のカラバリ?モックアップと称するリーク写真が投稿

6.1インチ新iPhoneの名称は「iPhone Xr」?新たな説が浮上



【Image:SLASHLLEAKS】

正式発表まで1週間を切った時期に、6.1インチLCD版iPhoneについて2つの新たな噂が届けられました。

1つは海外リークサイトのSLASHLEAKSが投稿したモックアップ写真。それぞれレッド、ホワイト、ブルーの3色で、以前の噂にもあった「グレー、ホワイト、ブルー、レッド、オレンジ」の5色に含まれるものでした。

もう1つは名称が「iPhone Xr」という新説が流布しているという、海外メディアVentureBeat情報です。これまでのアップル製品になかった修飾語「Xr」が何を意味するのか不明ですが、過去にも「PowerBook」の後釜となった「MacBook」がすんなり定着した例もあり、いずれ「Xr」や「Max」にも慣れていくのかもしれません。