日本代表を長く牽引してきた本田圭佑選手(18年6月撮影)

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サッカー日本代表MFの本田圭佑選手(32)が、「清々(すがすが)しい」という言葉を間違えて「きよきよしい」と読んでいるのではないかと、インターネット上で話題になっている。

きっかけは、2018年7月3日放送の「NEWS ZERO」(日テレ系)が伝えた本田選手の最新インタビュー映像。惜敗したロシアW杯・ベルギー戦を振り返る中で、本田選手の口から「きよきよしい」という言葉が飛び出したのだ。

「今はすごく...、なんというんですかね、え〜」

日本代表は3日未明のベルギー戦で、一時2点のリードを奪うも痛恨の逆転負けを喫し、史上初のベスト8進出を惜しくも逃した。本田選手は2-2の後半36分から途中出場したが、決勝弾を決めることはできなかった。

試合直後のインタビューで、本田選手は「僕自身はこれが最後のW杯になる」「4年後に出ることは考えられない」と22年のカタール大会は目指さない意向を表明。代表引退については、「ちょっと整理したい」と明言を避けていた。

3日深夜の「NEWS ZERO」では、ベルギー戦から現地で一夜明けた時点での本田選手へのインタビュー映像を放送した。冒頭、ベスト16敗退という結果に終わった今大会の「受け止め」を問われた本田選手は、「悔いはないです」と言い切った。

そして、「本当に、子供の頃からこのW杯のためだけにサッカーをやってきたといっても過言ではない。そういう大会だったんですけど」とポツリ。「まあ今はすごく...、なんというんですかね、え〜」と5秒ほど言葉に詰まった後で、今の心境について、

「『きよきよしい』というか...。すごく、自分の中では気持ちの切り替えができている部分があります」

と口にしていた。

「きよきよしい」読みがブームに?

こうした本田選手の発言は、たちまちツイッターやネット掲示板で大きな注目を集めることに。前後の文脈を考えると、やはり「清々(すがすが)しい」と言いたかったのではないかなどとして、

「きよきよしいって...清々しいって事かな...」
「きよきよしいってなんやねん本田」
「新たな本田語録が誕生『きよきよしい』」

とのツッコミ投稿が相次いで寄せられたのだ。

なかには、今回の発言を機に正しい読み方を知ったとして、「俺も産まれて26年間『きよきよしい』って読んでた」「私もきよきよしいと読んでいた時期があります」と明かすユーザーも。

そのほか、18年5月放送の「プロフェッショナル 仕事の流儀」(NHK)に出演した本田選手が、「プロフェッショナルとは?」との質問に、

「ケイスケ・ホンダ。『プロフェッショナル』を、今後『ケイスケ・ホンダ』にしてしまえばいいんです。『お前ケイスケ・ホンダやな』って」

と答えていたことを思い出す人も続出。このやり取りを踏まえて、「清々しいをきよきよしいにしていけば良い」「本田さんがそう読むなら今日からそう言うことにする」などの意見が出たのだ。

実際、「きよきよしい」発言が飛び出した翌7月4日のツイッター上では、

「昼ご飯はカレーを食べました。今は、非常にきよきよしいです」
「洗顔シートで顔拭いたからすごいきよきよしい」
「今日は若干蒸し暑いのできよきよしい天気ではないですが、表参道をお散歩中です」

とさっそく新たな読み方を実践するユーザーの姿も目立っている。