本田(左)はCSKAモスクワ時代の同僚である、ロシア代表DFイグナシェビッチについて言及した【写真:Getty Images】

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CSKAモスクワ時代の同僚の活躍に刺激を受けた本田、負傷のロシア代表MFに同情

 日本代表は19日にロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ初戦のコロンビア戦に臨む。

 17日ベースキャンプ地カザンでトレーニングを終えたMF本田圭佑は日本語だけでなく英語でも取材に応じると、W杯に出場しているある選手について「彼は偉大」と絶賛している。

 日本代表はコロンビア戦前最後となるカザンでのトレーニングを終え、かつてCSKAモスクワで4年間プレーした本田に対して英語での質問が投げかけられた。CSKAモスクワ時代に共闘したDFセルゲイ・イグナシェビッチが、38歳ながらロシア代表としてプレーしており、「驚いたか?」と問われると、本田は「いいや」と答えながら、次のように絶賛している。

「彼は偉大なプロフェッショナルであることを知っている。彼は今でもW杯でプレーするのに値する。彼がW杯でプレーしていて嬉しいよ」

 W杯オープニングマッチで開催国ロシアはサウジアラビアに5-0と快勝。イグナシェビッチはCBでフル出場し、母国に勝利をもたらしている。だが、サウジアラビア戦でロシア代表を悲劇が襲った。

「(MFアラン・)ジャゴエフが負傷したのは気の毒に思う。彼がすぐに戻ってくることを願っている。試合は完璧だったし、何も言うことはないよ」
同僚
 ジャゴエフは前半24分に負傷交代を余儀なくされ、グループリーグ出場が絶望視されており、本田は同情を寄せていた。その一方で、かつての同僚が初戦で勝利に貢献する活躍を見せ、本田も大きな刺激を受けたようだ。


(大木 勇(Football ZONE web編集部) / Isamu Oki)