C・ロナウド退団希望を“知っていた”レアル同僚 CL優勝直後の表明には不快感も…
スペイン紙報道、CL決勝直後の退団示唆で世界を驚かせる
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝後に退団を示唆するようなコメントをしてサッカー界を騒がせているレアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドだが、決勝以前にチームメイトにはクラブを離れることを伝えていたようだ。
スペイン紙「マルカ」が報じた。
ロナウドは現地時間26日に行われたCL決勝でリバプールに3-1と勝利した直後、自ら移籍を示唆するような発言をしたことで周囲の注目を集めた。ただ、そのコメントによってフロレンティーノ・ペレス会長を含む多くのレアル・サポーターたちを驚かせることになったが、「マルカ」紙によれば、チームメイトは決勝前に彼の願望を知っていたという。ただ、その発言をどこでするのかという点でCL優勝直後を選択したことに、ドレッシングルームでは主将のスペイン代表DFセルヒオ・ラモスが不快感を覚えたようだ。
ジネディーヌ・ジダン監督の退任により、現時点ではロナウドの移籍を後押しする形になっており、CL決勝がレアルでの最後の試合になったと考えている人もいるという。
一方、レアル首脳陣はロナウドの違約金を10億ユーロ(約1277億円)に設定しているため、獲得を狙うクラブにブレーキをかけることができると確信。多くの人が残留を信じているとしている。
サッカー界を揺るがすロナウドの移籍問題。チームメイトにはすでに移籍願望を伝えたとしているが、果たしてどんな決着を見せるのだろうか。
(Football ZONE web編集部)