8日、絵画館前の特設テント「KURENAI」で開催された、「JOTARO SAITO」のショー。(撮影:東雲吾衣)

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「離宮」をテーマにしたファッションブランド「JOTARO SAITO」のショーが4日、東京都新宿区の明治神宮外苑絵画館前の特設テント「KURENAI」で開催された。10月31日から11月9日までの「東京コレクション」の参加ブランドとして、2006年春夏コレクションを発表した。

 「これからのキモノスタイル」を「離宮に学ぶ」というコンセプトのもと、開催されたショーでは、襟元にスワロフスキーをあしらった着物や、ベルベットの帯など、印象的な作品を身にまとったモデルたちが蝶のように舞台を舞った。

 今回のショーで発表されたのは、牡丹柄ジャカード(紋織物の一種)や違い格子紋などの生地の着物。裏地にエメラルドや牡丹色の鮮やかな色をあしらうなど、細かなところへも気を遣う作品が目をひいた。【了】

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