「8番・DH」でスタメン出場し勝利に貢献したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

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初三塁打の大谷、ソーシア監督も高評価「たくさんのゾーンに対処できている」

 エンゼルス大谷翔平が12日(日本時間13日)、敵地ロイヤルズ戦に「8番・DH」で2試合連続スタメン出場し、7回に走者一掃の三塁打を放つ活躍を見せた。野手スタメン6試合連続安打、チームトップタイの11打点をマークする二刀流にマイク・ソーシア監督は「彼が試合を決めてくれたね」と称賛している。MLB公式サイトが伝えている。

 第1、2打席で凡退した大谷だったが、やはりタダでは終わらなかった。1点リードの6回2死二塁で迎えた第3打席は自身初の申告敬遠を経験。そして快音を響かせたのは7回だった。

 リードを3点に広げ、なおも2死満塁で迎えた第4打席。代わったばかりの右腕マウアーから右中間を破る走者一掃の三塁打を放ちチームの勝利に貢献。自身メジャー初の三塁打で試合を決定づけた。

 先発すれば全ての試合で結果を残す二刀流ルーキーにソーシア監督は「彼が試合を決めてくれたね。ショウヘイは落ち着いて打席に臨めていると思うよ。たくさんのゾーンに対処できているからね」と絶賛。そして、日本で投打にわたる活躍を見せてきた実績を踏まえ「日本で打者としてこれ程まで脅威な存在だったという、その理由がみんな分かったんじゃないかな」と語ったという。

 この日は4打数1安打3打点の活躍を見せ、野手スタメンの連続安打を6試合に伸ばした。打率.346と好調を維持し、打点はトラウトと並びチームトップタイの11打点をマーク。指揮官も記事の中で「彼は素晴らしい打撃をしていて、それと共に素晴らしい(打撃の)感覚を備えているんだよ」と高く評価。チームから絶大な信頼を受け、活躍し続ける“大谷旋風”はどこまで続くのだろうか。(Full-Count編集部)