自身メジャー初となる三塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

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156キロ速球を右中間へ3点三塁打、野手スタメン6試合連続安打

 エンゼルス大谷翔平が12日(日本時間13日)、敵地ロイヤルズ戦に「8番・DH」で2試合連続スタメン出場し、またも勝負強い打撃を見せた。満塁の場面で回ってきた7回の第4打席で自身初となる三塁打を放ち、3打点を記録。この日、5号ソロを含む3安打1打点と活躍したトラウトと並び、チームトップの11打点となった。またこれで2試合連続、野手スタメン試合では6戦連続安打。エンゼルスは7-1で勝利し、5連勝、ア・リーグ西地区首位をキープした。

 前日、先制タイムリーを放っていた大谷はこの日の2回2死走者なしで迎えた第1打席は外角低めに決まる93.5マイル(約150キロ)フォーシームで見逃し三振。4回2死一塁で迎えた第2打席は、フルカウントから内角高めの93マイル(約150キロ)速球を打ち上げて左飛に倒れた。

 その後、1点リードの6回2死二塁で回ってきた第3打席ではロイヤルズが申告敬遠を選択。そのまま一塁へ向かった。大谷にとっては初の経験となった。

 そして7回、ついに快音を残す。リードを3点に広げた直後の2死満塁の第4打席で、代わったばかりの右腕マウアーの96.7マイル(約156キロ)の速球を捉え、右中間へ走者一掃の三塁打。自身メジャー初の三塁打で大きな3点をもたらした。

 9回1死一塁の第5打席では右腕ヘレラの前に三ゴロに倒れたが、この日も4打数1安打1四球3打点の活躍。エンゼルスの5連勝に貢献した。大谷はこれでチームトップタイの11打点、打率は.346となっている。(Full-Count編集部)