エミレーツ航空CA、緊急用出口から落下して死亡(画像は『Metro 2018年3月16日付「Flight attendant dies day after falling out of plane while preparing for boarding」(Picture:CEN)』のスクリーンショット)

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乗客の搭乗を迎える前に内外の様々な点検作業が行われる飛行機の機体。そんなエミレーツ航空機の緊急用出口から客室乗務員(以下CA)が外に転落し、死亡するという思いもよらぬ事故がウガンダの国際空港で起きた。現地のメディア『Daily Monitor』や英メディア『Metro』が伝えている。

転落事故が起きたのはウガンダのエンテベ国際空港の駐機場で14日午後。ドバイ(UAE)から飛んできたエミレーツ航空EK 729(ボーイング777)便はドバイに戻るEK730便のフライト(3時25分出発予定)を控え、乗客の搭乗前に駐機場で各種の点検作業を行っていた。そんななかで同機に乗務していた女性CA(氏名などは明らかにされず)が緊急用出口から転落し、その後に死亡したという。

ただし目撃したクルーから、「本人が緊急用出口を開いた」「手に割れたガラスのボトルを持ち、自ら飛び降りたように見えた」「ガラスの破片を顎の下に当てていた」「膝がガクガクだった」との証言が出てきたため、自殺を図った可能性を否定できないもようだ。

エミレーツ航空の広報担当者は『Daily Monitor』の取材に「非常に残念な出来事です。亡くなった乗務員に関しては可能な限りのサポートを続け、動揺を受けているほかの乗務員のケアにあたり、ウガンダ民間航空局の捜査にも全面的に協力してまいります」などとコメントしている。

画像は『Metro 2018年3月16日付「Flight attendant dies day after falling out of plane while preparing for boarding」(Picture:CEN)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)