岡山の18歳DF阿部海大がプロ初ゴール

写真拡大

[3.4 J2第2節 岡山3-0栃木 Cスタ]

 ファジアーノ岡山の歴史に残るプロ初ゴールだ。東福岡高から今季加入した18歳DF阿部海大は、デビュー2戦目のJ2第2節・栃木戦(3-0)で初得点をマーク。これがクラブにとってJ2通算400点目のメモリアルゴールとなった。

 2月25日に敵地で行われたJ2第1節・徳島戦(1-0)でスタメンに抜擢され、プロ初出場を果たしていたルーキーの阿部。ホーム開幕戦となった今節も3バックの右で先発起用されると、1-0の前半24分にその時が訪れた。

 FKの二次攻撃からゴール前で混戦となり、こぼれ球に反応したFW赤嶺真吾が右横に素早くパスを出す。フリーで待っていた阿部は迷わず左足を振り抜き、ゴール右に決めた。

 本拠地デビュー戦で挙げたプロ初得点。試合後のヒーローインタビューで「嬉しいです」と笑顔を見せた阿部は「(赤嶺)真吾さんと目が合っていたので絶対来ると思っていました。真吾さんがちょっと浮かせていいパスをくれたので、あとは自分が決めるだけでした」と得点シーンを振り返っている。

 続けて岡山のJ2通算400点目について「持ってますね」と問われると、「嬉しいですね。本当にはい」。照れ笑いを浮かべながらメモリアルゴールの喜びを噛み締めた。

 チームは前節に続く完封で開幕2連勝を達成。本職の守備でも体を張って無失点に貢献した阿部だが、試合を通しての自身のパフォーマンスには納得がいかなかったようだ。

「やっぱり点を取ったところはよかったんですけど、自分としては課題が残る試合でした」。次節のホーム大分戦に向け、「ゼロで抑えたことはポジティブにとらえて、次の試合もまたゼロで抑えて勝ちたいと思います」と意気込んだ。


★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!

●2018シーズンJリーグ特集ページ

●[J2]第2節2日目 スコア速報