冷蔵庫用マグネット広告って、なんで配ってるの? 水道業者に聞いてみた
マイブームの名付け親、みうらじゅんさん(59)が冷蔵庫に貼るマグネット広告にはまっているとテレビで明かしたところ、ツイッター上で、「自分も」と名乗る人が続出している。
そもそもなぜマグネットを配っているのか――。Jタウンネットでは、いくつかの水道業者に話を聞いた。
みうらじゅんがテレビでマイブームだと告白
「これ一応ね、『冷マ』って呼ぶことにしたんですよ」。みうらじゅんさんは、ビニール袋からマグネット広告を次々に取り出すと、当てはまる名称がないとしてこう言い出した。フジテレビ系で2017年10月1日に放送されたバラエティ番組「ワイドナショー」でのことだ。
「冷マ」を集めているといい、舞の海秀平さん(49)や内山信二さん(36)、長嶋一茂さん(51)らが写ったものを見せる。内山さんには、「こんな人出てきたら、貼りたいじゃないですか」と指摘し、3人について、「わりといいラインなんですよ」とうれしそうだった。
「冷マ界」「冷マタレント」といった言葉も飛び出し、特に「ゲッツ!」の決め台詞で知られるダンディ坂野さん(50)については、「もの凄い出てくるんですよ」と何種類も披露していた。
冷マは、家庭の郵便受けに投函されていることが多い。何枚も持っている人がいるらしく、ツイッター上では、自分もコレクションしているとの告白が相次いだ。
みうらじゅんまじか!僕も何年も冷マ集めてるんだけど! pic.twitter.com/dnH8g0pO2l
— カポ(にゃん) (@caponyan) 2017年10月1日
夫に捨てられそうになっても集めている冷マ pic.twitter.com/ECcFlzROzW
— アッキー (@akkie) 2017年10月1日
冷マ、家には10枚以上あるw#ワイドナショー #とりあえず6枚 pic.twitter.com/DyG7YlvhVh
— トラファルガー・サボ (@Trafalgarsabo) 2017年10月1日
冷マに使われているタレントとしては、みうらじゅんさんが挙げた4人のほかに、森末慎二さん(60)、柴田理恵さん(58)、松村邦洋さん(50)、松下由樹さん(49)らが挙げられていた。
「折り込みチラシならゴミ箱に直行してしまう」
集めている理由としては、冷蔵庫に紙を貼るのに磁石代わりに使っている、子供がおもちゃにして遊んでいる、といったものがあった。
一方で、冷マの磁力が弱くて紙がすぐに落ちてしまう、マグネットがつかない冷蔵庫なので投函されても邪魔なだけだ、との声も出ていた。
冷蔵庫については、パナソニックや日立のホームページでは、側面に紙などを貼らないように呼びかけている。側面は冷蔵庫の放熱スペースになっているからだという。ただ、パナソニックでは、小さな磁石なら影響はないとしている。
松下由樹さんを起用した冷マを配っているハウスラボ(大阪市)では10月12日、Jタウンネットの取材に対し、冷マを広告に使う理由をこう説明した。
「折り込みチラシならゴミ箱に直行したり、引き出しにしまってすぐに取り出せなかったりする恐れがあります。冷蔵庫の横にクリップ代わりにして、ゴミ出しの日程表などを貼ってもらえればと考えました」
冷マについては、クレームが来たら2度と投函しないようしており、冷蔵庫の横でも冷マを2、3枚程度貼るなら放熱に影響はないのではとした。