2017年9月18日、広島東洋カープが阪神タイガースを破り、16年に続いてセ・リーグを制した。優勝は通算8回目で、2連覇は1979年、80年以来となる。

緒方孝市監督が発した「神ってる」が「2016ユーキャン新語・流行語大賞」の年間大賞に選ばれたほか、メディアでも「カープ女子」が取り上げられるなど、チームの勢いに比例するように周囲も盛り上がっている。そんな中の2連覇ということもあり、優勝決定直後には一般ユーザー、芸能人問わず多くの人がSNSに喜びを投稿し、大きな話題となっている。

画像はイメージ。今回の試合の物ではありません。(kagawa_ymgさん撮影。flickrより)

「37年ぶり2連覇」に続き「33年ぶり日本一」なるか

2年連続の快挙に、カープファンは歓喜しており、多くのツイッターユーザーが優勝についてツイートしている。

特に盛り上がりを見せている地元、広島からは、優勝祝いとして「宿題なし」とする学校もあったという驚きの内容も投稿された。

公的な機関、広島県のツイッターアカウントのはしゃぎ方も負けていない。

県の公式サイトにページを用意し2連覇を祝い、選手の健闘を称えるとともに、「33年振りの日本一をめざし、頑張れカープ! 広島県も一丸となって全力で応援していきます!」と、力の入った文章も添えられている。

芸能界のファンからも惜しみない祝意が降り注いでいる。18日の「MUSIC STATION ウルトラFES 2017」(テレビ朝日系)に出演した歌手の槇原敬之さんは、「C」の字が入った赤いイヤーモニターを着用し、曲の終わりにも「C」のマークを作るなど、番組に出演しながらもカープ愛を表現し続けており、その後、自身のツイッターに優勝への喜びを投稿した。

また、父親の山田和利さんがカープでコーチを務めている俳優の山田裕貴さんは、

と、自身の誕生日に父親の関わるチームが優勝を決めたことを祝うメッセージを投稿した。

はしゃいでいるのはファンだけではない。スポンサーでもないが、単に応援しているから、という理由で大サービスを行う企業も多数現れているのだ。中でも広島弁護士会は「法律相談無料チケット」の配布を告知するなど、大判ぶるまいである。