月曜日にバイエルン・ミュンヘンは、今後育成の中心となるバイエルンキャンパスのオープンさせた。300平方メートルの敷地には、2500人収容可能なスタジアムや6つの天然芝、1つの人工芝のピッチをはじめ、35の宿泊施設やトレーニング・リハビリ施設、医療施設、オフィス施設、他のスポーツのための室内施設やビーチバレーの場所に加え、ゲストのためのレンストランも完備。

実際には、現在のゼーベナー通りにある施設と9平方メートルしか大きさは変わらないのだが、トップチームと分けることにより「いかにこのことを大切に考えているのか」そのシグナルになると、カール=ハインツ・ルメニゲCEOは考えている。「これはクラブの金字塔だよ」

特に最近ではバイエルンは、アラバ以降は自前の選手が主力に定着することはなく、ウリ・ヘーネス会長は「毎年プロ契約は結んでいるし、そのたびに期待はかけているのだが」とコメント。

今回投じた7000万ユーロの施設が、「海外の投資家に頼るクラブとの違いを生み出せるかもしれない。移籍市場とサラリーの高騰化に対する答えるになるかもshりえないよ」とコメント、「このキャンパスがバイエルンに多くのものをもたらしてくれる、私はそう確信しているところだ」と期待を込めた。


なお昨日に行われたDFBポカール2回戦の組み合わせ抽選会では、昨季リーグ王者のバイエルンが、いきなり同2位のライプツィヒと対戦するという波乱の抽選結果となっており、ルメニゲCEOは「これは決していい事ではないだろう」とコメント。しかしヘーネス会長は以下の見解を示している。

「私は組み合わせを調整することについては反対だね。強いチームがこういったところで戦う可能性がある、それもこの大会の魅力の1つなのだ。それを奪うようなことはすべきではない。確かにタフな結果だが、決勝に行きたければどのチームにも勝てないと。我々には不安などはない」

また先日はドルトムントのハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOが、夏の移籍市場が8月のはじめのほうで閉幕することを希望する旨を明かしたが、ヘーネス会長もこれに賛同しており「私としては7月1日が望ましいがね」とも付け加えた。