トゥヘル前監督が90分間だけ監督に復帰

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ボルシア・ドルトムントの指揮官を昨季限りで解任され、レヴァークーゼンなど今夏の移籍市場を賑わせたトーマス・トゥヘル監督。最近では静かな日々を過ごしている43歳だが、90分間だけ監督に復帰することを自らのツイッターで明かした。

それは2004年から2015年までの長きにわたりマインツでプレーしたニコルチェ・ノヴェスキの送別試合でのことであり、クラブ史上最多出場(313試合)を誇る元主将は、2009年から5年にわたりトーマス・トゥヘル監督の下でもプレーしている。

その送別試合が決定した6月はじめ、ノヴェスキは「チームメイトと再びボールを蹴れること、そしてマインツのファンにしっかりとした形でお別れを伝えられることをとにかく嬉しく思っている。」と喜びを語っていた。


一方でマインツは今季最初の公式戦DFBポカール1回戦に向けて準備を進めているところであり、木曜日には「チームの戦術面」に取り組み「ゴール前でいい感覚を覚えるためにシュート練習」を行うことをサンドロ・シュヴァルツ監督が明かしており、さらに金曜日の最終調整では「セットプレー」の確認も実施。ただしPKはその中に含まれず、「ポカールで成功を収められるだけのレベルにはある」と胸をはった。

しかしそれは決して、4部のクラブを過小評価しているということではなくむしろその逆であり、マインツはリューネベルクにスカウトを派遣。LSKハンザ戦についてビデオ分析を行うなど気の緩みは一切ない。