26日、日本テレビ「Going! Sports&News」では、「大谷翔平(22)WBC辞退真相 明かした葛藤」として、右足首のケガによりWBC出場を断念した北海道日本ハムファイターズ大谷翔平のインタビューを放送。亀梨和也が聞き手を務めた。

まず、「辞退を決断した時の率直な気持ちを」と訊かれた大谷は、「アリゾナにいて、どんな感じかなって動いてダメだったら(辞退を)決めようかなっていう話だったので、そこまで引っ張ったんですけど結局ダメになってしまった。申し訳ないなって」とコメント。

早期に結論を出せなかった理由について、「去年から小久保(裕紀)監督も“本番では頼むな”ってずっと言われていて期待も感じていた。早い段階で“無理です”とは言えなかった」と説明すると、「そこ(アリゾナ)で状態が上がってこなかった。出れる、投げれる、活躍できる状態で(WBCに)入れないのかなと。小久保監督もそうですけど、権藤(博コーチ)さんにもアリゾナで電話しました」と明かした。

すると亀梨は、「大谷がスゴイと思う投手と打者」を質問。投手では、昨年13打席対戦し、2安打で打率.154に抑えられた東北楽天ゴールデンイーグルス・則本昂大の名前を口にした大谷。「何回も対戦してて、なかなか打てる球ではない」と切り出すと、「(2015年の)プレミアの時もそうですし、そういう舞台(大舞台)になった時の気迫というか。シーズン以上のピッチングができる」と大舞台での強さを挙げた。

また、打者では、昨季打率.322でホームラン44本の横浜DeNAベイスターズ・筒香嘉智を挙げた大谷。「どんな球でもキッチリとスイングしてきますし、なかなか崩れない。しっかり自分のスイングして、ホームランの怖さも出てきますし、尚且つ打率が(高い)。ピッチャーとしては嫌なんじゃないかと思います」と評した。