リヴァプール、あのビル・ゲイツ氏に買収される可能性があった

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「Microsoft」の創業者で、大富豪としても知られるビル・ゲイツ氏。

リヴァプールを買収する可能性があったようだ。『ESPN』が伝えている。

2007年から2010年にかけ、リヴァプールはトム・ヒックスとジョージ・ジレットという2人の共同オーナーを抱えていた。

しかし両者は経営に失敗し、その後売却の手続きをスタート。2010年にはアメリカの投資会社「フェンウェイ・スポーツ・グループ」が3億ポンド(およそ420億8800万円)もの額でクラブの買収に成功している。

ヒックスとジレットはともにアメリカの実業家であり、財界に顔が利く。そこでクラブの売却先を探す過程で、ビル・ゲイツ氏とNFLのニューイングランド・ペイトリオッツの保有するロバート・クラフト氏にオファーを出したという。

この内容は、現在行われている訴訟の裁判所文書によって明らかになったもの。

記事によれば、裁判の中で当時リヴァプールのチェアマンを務めていたサー・マーティン・ブロートン氏が「ビル・ゲイツ氏とロバート・クラフト氏に、少なくとも一度は連絡を試みようとした」と認めているという。