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By Jamie McCall

Samsungが開発するAndroidスマートフォンの次期ハイエンド機種「Galaxy S8」が2017年3月に発表され、4月にも発売される見込みであることをGuardianが報じています。

Samsung Galaxy S8 to have bigger 'infinity' display, insiders say | Technology | The Guardian

https://www.theguardian.com/technology/2017/jan/24/samsung-galaxy-s8-smartphone-infinity-display-iris-scanner-insiders-say?CMP=twt_a-technology_b-gdntech

2つのソースからの情報をもとにGuardianが報じた内容によると、Galaxy S8は2サイズ構成で、画面ベゼルが非常に狭い「infinity」ディスプレイを搭載し、瞳の虹彩を読み取って認証する「虹彩認証機能」を搭載すると予測されています。

ディスプレイのサイズ構成はソースによって情報が異なり、「5.1インチモデルと5.5インチモデル」という情報と、「5.7インチモデルと6.2インチモデル」という2通りの情報が存在している模様。S7世代のGalaxyは5.1インチサイズの「Galaxy S7」(日本未発売)と、5.5インチの「Galaxy S7 Edge」が存在していましたが、ソースのひとつはS8世代でも同様の構成になるとみているわけ。なお、両モデルとも画面が本体側面まで回り込む曲面ディスプレイを搭載するモデルになるとのこと。



By Răzvan Băltărețu

S8世代ではベゼルがさらに小さくなり、情報によるとホームボタンはおろか、メーカーロゴすら入れるスペースがないほどとのこと。これにより、S8世代はS7世代よりも本体サイズが縮小すると予測されています。これにより、指紋認証センサーは背面に移動することになるとのこと。

以下のツイートはS8用とみられる前面ガラスの写真ですが、この写真をもとに予測するとすればS8世代のモデルは前面がほぼディスプレイで占められる可能性もあります。サイド部分が曲面になっているのに加え、上下の部分も曲面に加工されている様子もわかります。





また、S8ではユーザーの虹彩を読み取る虹彩認証機能を搭載。カメラは2つのセンサーを搭載するデュオカメラタイプとなり、さらに「Bixby」と呼ばれるAIを用いた物体認識機能を搭載してカメラに映った物体が何であるかを判断することが可能になると見られています。



その他の詳細な仕様は記事作成時点では不明ですが、ハイエンドクラスのモデルのために現時点で最良のプロセッサを搭載することは確実とみられ、Samsungの10nmプロセスを用いて製造される8コアプロセッサ「Snapdragon 835」が搭載される可能性もあります。また、ライバル機ともなるiPhone 7/7 Plusとは異なり、Galaxy S8世代モデルは充電用の端子とは別に3.5mmイヤホンジャックを搭載すると報じられています。