「安価で獲得した中で最も活躍したのは香川真司」…リバプール地元紙、クロップ発掘の歴代選手を紹介

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▽イギリスのリバプール地元紙『リバプール・エコー』は、「クロップの移籍戦略」と題し、リバプールユルゲン・クロップ監督がドルトムント時代に尽力した若手発掘の成功例として、日本代表MF香川真司を取り上げた。

リバプールで来シーズンの復権を期するクロップ監督は、ここまでの移籍市場で、シャルケからDFジョエル・マティプ、レッドスター・ベオグラードからMFマルコ・グルイッチ、マインツからGKロリス・カリウスといった各国のホープを獲得。さらに、エンポリからMFピオトル・ジエリンスキの獲得も間近とみられている。

▽そんな中、『リバプール・エコー』はこれらの補強を不安視する声も少なくないとしつつも、これがクロップ監督のスタイルだと主張。ドルトムント時代に格安で獲得した選手の成功例として、FWルーカス・バリオスら数名を取り上げつつ、中でも「クロップが発掘した選手で最も活躍した選手」として香川の名前を挙げた。

▽その香川は、2010年夏に推定移籍金27万5500ポンド(約4190万円)でセレッソ大阪からドルトムントへと移籍。加入初年度のブンデスリーガで8得点(18試合出場)を挙げると、翌年は13ゴール(31試合出場)を記録した。2014年夏にマンチェスター・ユナイテッドから古巣ドルトムントへ復帰すると、昨シーズンは9ゴールをマークしていた。