「バーミヤン飲み」がアツい! 2000円で紹興酒たっぷり+壺のお土産も
この1年ほどで定着した、外食チェーンでの「ちょい飲み」。なかでも中華の「バーミヤン」では、紹興酒が1杯100円(以下、税抜)から飲めるため、ちょい飲みユーザーに重宝されている。
なかでも最近注目されているのは、999円の「陳年紹興酒ボトル(5年熟成)」。ぜひとも味わいたいと思った記者は、バーミヤンへ向かった。つまみなしで飲むわけにはいかないので、「おつまみ3種盛り」と「皿ワンタン」(2品で500円)とともに注文する。
「デキャンタ」と「ボトル」の違いは?
コストパフォーマンスだけで見れば、通常の紹興酒をデキャンタで注文した方が安い。どちらも内容量は400ミリリットルだが、デキャンタは389円。もちろん熟成ものと価格差があるのは当然だが、一番の違いは「容器」にある。デキャンタはガラス容器で供されるのだが、ボトルは由緒ありげな「壺」でやってくるのだ。
思ったよりも重厚なボトル。裏面を見ると、アルコール度数は16.5%。輸入元は興南貿易(東京都稲城市)と書かれていた。なお同社のサイトには、
「飲み終わった後は、花瓶として再利用したり、デキャンタに使用したりできますので、ご注文後はお持ち帰りが可能です」
の一文がある。そう、飲み終わったら持ち帰れる。これがボトルの長所だ。
「3種盛り」の内訳は、味付たまごとメンマ、そしてチャーシュー。コショウを振りかけながら、ちびちびと食べ進めていく。ひとりで来店した記者。つまみが2皿あっても、なかなか400ミリのボトルは空かない。
あっという間に食べ終えてしまったので、「酸辣湯麺」の半玉盛り(549円)と「おつまみ豆板醤」(100円)を追加注文。さっぱりとろーりなスープと、ピリ辛な豆板醤を交互に味わう。そして、紹興酒をグビリ。至福の瞬間だ。
たらふく飲んで食べて、しめて2148円(税抜)。ひとり飯としては若干高い気もするが、「飲んだなあ」と思うには安い。ボトルをビニール袋に入れてもらい、やさしく編集部へ持って帰る記者だった。