追撃の1番手だったが、プレッシャーをかけることが出来なかった(撮影:ALBA)

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<大王製紙エリエールレディスオープン 最終日◇22日◇五浦庭園カントリークラブ(6,460ヤード・パー72)>
 五浦庭園カントリークラブで開催された「大王製紙エリエールレディスオープン」は史上初となる年間獲得賞金2億円突破を果たした最強女王イ・ボミ(韓国)が、2位に5打差をつけてシーズン7勝目を挙げた。
大会4日目をフォトギャラリーで振り返る!
 最終日でのボミ追撃の1番手だった3打差2位スタートの渡邉彩香はこの日3バーディ・2ボギーの“71”でラウンド、プレッシャーをかけることができなかった。「悔しいですね。セカンドでチャンスにつけられなかった。最終日の悪い流れが出て上手く行かなかったですね」と唇を噛んだ。
 「ボミさんが中々ボギーを打たないということは今までのラウンドで分かっていた」。そんな絶対女王をとらえるには猛チャージしかなかったが、「うまく自分のショット、気持ちをコントロールできなかったです。自分がスコアを伸ばすことが最低条件だったので、拾って拾ってのゴルフじゃダメですよね」と反省しきりだった。
 もう1人の逆転に期待された上田桃子は3番、4番と連続ボギー。後半持ち直したが時すでに遅し。「今の自分の現実を受け止めながら回っていました」と厳しい表情を浮かべながら今日のラウンドを振り返った。
 だが、すぐに前を向き「悔しさはありますけど、この気持ちは今後に向けての糧になると思う。これからにつながると思います」と語った上田。「来週は総決算ですし、この悔しさを来週、そして来年につなげたいと思います」と力強く語った。
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