【海外発!Breaking News】B型肝炎キャリアの19歳女子大生、孤立に耐えきれず練炭自殺。(中国)
![19歳女子学生がB型肝炎で孤立し、練炭自殺(画像はshanghaiist.comのスクリーンショット)](https://image.news.livedoor.com/newsimage/0/a/0ae35_196_a1499f2b_d4e29047-m.jpg)
このほど中国・天津市の「天津師範大学(Tianjin University)」で学ぶ19歳の女子学生が、寮の自室で練炭自殺により死亡した。新学期が始まる前に健康診断が行われ、彼女がB型肝炎ウイルス(HBV)のキャリアであることを知った友人や寮生が、彼女に対して突然よそよそしくなり、人生を悲観したのではないかという。
「娘はこうして心身ともにどんどん追い詰められていった」と語るWuさんの母親Chen Xiaolingさん。Gao Chaoさんという友人だけは「B型肝炎は血液や体液を介してのみ感染するもので、普通に接していれば何も心配は要らない。仲間外れはやめよう」とWuさんをかばい続けたが、それに対してほとんどの学生が「やっぱり怖い」と返事。B型肝炎という病気がまるで正しく理解されていないことを痛感し、Wuさんは心を痛めていたという。
「小説家の史鉄生は“誰も死に急ぐな”と言っていたわ。私もそれは正しいと思う。でも私にとってこの人生は、終わりを待つにはあまりにも長すぎるような気がする。私の世界、この体はもう壊れてしまっているの。自分ではどうにもできないのなら、そこから逃げ出してしまいたいわ。こんな私をどうか許して」との遺書が公開されている。
※ 画像はshanghaiist.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)