「飲んだらやみつき」をキャッチフレーズにする「スパークリング・カフェ」。(撮影:東雲吾衣)

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ネスレ日本(本社・兵庫県神戸市、ホセ・ロペス社長)は18日、コーヒー入り炭酸飲料「ネスカフェ スパークリング・カフェ」の記者発表会を開いた。同製品は、22日から全国で販売される。

 「飲んだらやみつき」をキャッチフレーズにする同製品は、「深みのあるコーヒーの味を損なうことなく、甘さをひかえてすっきりとした後味を実現した」という同社の自信作。20代から30代の、コーヒーや炭酸飲料を好んで飲む男女をターゲットにしているという。280mlサイズの缶と300mlのボトル缶が発売される。

 同社のマーケティング担当者は、同製品を「6人に1人は必ずはまる。はまった人が毎日飲んでくれればいい」と説明。テレビキャンペーンの予定がないにも関わらず、複数の大手コンビニエンスストアなどでの全国販売が決定しており、「きわめて珍しい商品」と自信をにじませた。試飲した記者からは賛否両論の声が上がったが、担当者は「すべての消費者に受け入れられる平均的な味作りでは、この厳しい業界の中で生き残ることは難しい」と答えた。【了】