第4次補正予算案の審議が衆議院ではじまりました。大きな争点の一つ「税と社会保障の一体改革」について、議論が噛み合いません。その理由は与党・民主党が社会保障の全体像を示していないことにあります。2年半前の衆議院選挙にあたり民主党は16.8兆円の財源を捻出して、子ども手当2万6千円、高速料金無料化、ガソリン暫定税率廃止、最低保障年金7万円などが実現できるとして「絵に描いた餅」のマニュフェストを国民に示