妻の嫉妬深さが“可愛い”のは新婚のうちだけ？（画像はmirror.co.ukのスクリーンショット）

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嫉妬深い妻というのは男性にとって最初は可愛い存在なのかもしれないが、それがあまりにも続けばウルサくなり夫婦喧嘩の大きな原因にもなる。英メディア『mirror.co.uk』が今、妻が重度のヤキモチ焼きだというある夫婦の話題を伝えている。

今年のハロウィンに結婚したスティーヴ・ウッドさん（31）＆デビー・ウッドさん（43）は、英レスター郊外に暮らす仲睦まじい新婚カップル。痩せ型なスティーヴさんにとって、ふっくら体型のデビーさんは本当に魅力的な女性だそうだ。だが自分自身にあまり自信を持っていないというデビーさんは、そんなスティーヴさんの気持ちにもつい疑心暗鬼になってしまい、思考回路は毎日こんな感じだ。

“スティーヴは若くて綺麗な女の人が好きに決まっている。浮気して私は捨てられるに違いない。今日も知らない女からたくさんメールが届いているんだわ。この銀行口座の引き落とし額はいったい何のため？　誰に使ったのかしら。何か隠し事をしているんだわ。”

スティーヴさんの一挙手一投足、そして交際相手のすべてを把握していなければ気が済まないデビーさん。そんなデビーさんはスティーヴさんが仕事から帰宅すると、まずはウソ発見器を彼に取り付け「浮気していない？　今日は誰からメールが来たの？」などと質問攻めに。そして彼が使用している携帯電話とパソコンの通話や閲覧の履歴、メールのチェックを欠かさない。

この強すぎる嫉妬について、医師からは「妄想障害。オセロ症候群ですね」と告げられていたデビーさん。オセロ症候群の名の由来はシェイクスピアの歌劇『オセロ』。自分に対する過小評価が根本にあり、愛する人から裏切られる、見捨てられるといった不安と妄想だけがどんどん膨らみ、やがて人生が破滅に向かうという心配すべきものである。

しかし、スティーヴさんはそれを知った上で彼女と結婚した。彼女はオセロ症候群患者として英メディアに取り上げられ、“英国でもっとも嫉妬深い女”なる異名をもらっていたのだ。『mirror.co.uk』の取材に、スティーヴさんは「どんなに嫉妬深くてもデビーは結婚するに値する本当に可愛い女性」とノロけ、嫌な顔をせず毎日のように忠誠心をアピールし続ける。デビーさんに必要なのは安心感の積み重ねだそうだ。

※　画像はmirror.co.ukのスクリーンショット。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）