1日放送、日本テレビ「Going! Sports&News」では、「日本のエース 本田圭佑 ブーイングの理由とは」と題し、ミランで目立った活躍のない本田圭佑が、先月14日のボローニャ戦でホームのファンから浴びた大きなブーイングの理由を現地記者のコメントとともに伝えた。

同番組に語ったコリエーレ・デッロ・スポルト紙のグアダーニョ氏は「本田はボールを持った時に後ろへパスするシーンがよく見られる。自分から仕掛けることが少ない」と語り、スポーツジャーナリスト・ルーカ氏もまた「時間を無駄にしたからサポーターからブーイングだ。ボローニャ戦はとても悪かった。積極的なプレーがありませんでした。本田は止まって仕掛けず後ろに下がり、向きを変えてフリーの選手を探したが誰もいなかった」といい、両記者とも本田の消極的なプレーを指摘した。

だが、「それでも本田は苦しい状況のミランに加入しました。だからはやく結果を出すことを求められている。しかし、攻撃的な今のミランには本田の場所は必ずある」とフォローしたルーカ氏は「本田だけブーイングされたのは期待が大きかったから。これはいいこと。それだけサポーターの期待が大きいということ」と続けつつ、23日のサンプドリア戦における本田の動きについては「ザッケローニが推薦しミランが期待した選手に相応しい活躍。本田がミランで成功することを確信している」などと評価した。